Super Rugby2018 rd2 クルセイダーズVSチーフス
予想外の差がついてしまいました。
45vs32でクルセイダーズの勝利。
トライ数もクルセイダーズ6に対して、チーフス2。
が、スタッツを見ると結果が逆でも不思議じゃない数字が並んでます。
クルセイダーズは昨シーズンから大きな変化はなく、何人かけが人がいる程度。
チーフスはカーバロー、クルーデンがチームも去り、HCも変わってます。
試合も見てても、まだチーム作りの最中な感じで、その差が結果に出たのかなと思います。
前半の最後のトライを取ったことで、後半波に乗れるかなとも思いましたが、クルセイダーズのディフェンスを崩すことができず、ずるずるとトライを重ねられBPも取れない点差での敗戦。
チーフスの次戦は同じく開幕戦を落としたブルーズ。
チーフスは開幕戦で数人怪我したこともあって、メンバーはちょっと変わってますが、チーフスファンとしては何としても勝ってほしいところです。
Super Rugby 2018開幕
先週末の南アフリカカンファレンスの2試合で開幕しました。
いよいよ待ちに待った開幕。
毎週末の楽しみが増えました。
番狂わせが起こるとしたらシーズン序盤かなと思ってますので、アルゼンチン代表とも言っていいメンバーのジャガーズがストーマーズを食ってしまうのではと、かなり期待してました。
結果は負けでしたが、参入3シーズン目の今季は白星を増やすんじゃないかと思ってます。
もう1試合は昨シーズンのプレーオフトップシードで、準優勝だったライオンズVSシャークス。南アフリカ勢同士のフィジカル全面の試合でヤンチースのキックがしっかり決まってれば、もっとすっきり勝てたと思いますが、ライオンズは今シーズンこそ優勝したいところでしょう。不安材料はHCが変わったことくらいなのかなと思います。
で、今週末はオーストラリア、ニュージーランドカンファレンスも開幕。
サンウルブズの登録メンバーも発表になりましたが、頑張ってほしいとは思うものの、スコッド選出の段階で今シーズンのサンウルブズへの興味はかなり薄れてます。
参入当初の目的が薄れてきてる気がしてなりません・・・
継続参戦のために実力を示さないといけないのは理解できますが、目的は日本代表の強化という1点だった筈・・・
シーズンごとにメンバーが変わりすぎていて、何だかな~って感じです。
まぁ、頑張って今シーズンの目標トップ5に少しでも近づいてもらえればと思います。
今週の僕の興味はクルセイダーズVSチーフスです。
リーチも所属していたチーフスは日本人には馴染みのあるチームだと思いますし、昨シーズン素晴らしい活躍だったマッケンジーも健在。
明日の試合はクルーデンが移籍したので、マッケンジーは10番での先発。
控えには昨シーズンはクルセイダーズにいたお兄ちゃんも久々のチーフス復帰です。
対するクルセイダーズもチーフス同様楽しみなメンバー構成です。
両チームオールブラックス経験者が多くいますので、開幕から白熱した試合になりそうです。
出張中で生中継を見れないのが残念過ぎます・・・
ラグビー選手の不祥事
残念なニュースが出てしまいました。
トップリーグを2連覇で終えたばかりのサントリーサンゴリアスのジョージ・スミス選手が強盗致傷容疑で12月31日午前に逮捕されていたというもの、本人は否認してると書いてましたが、酒に酔ったうえでの現行犯逮捕という事でどうしようもありません。
やっぱり不思議に思うのが、昨年末に逮捕されているのに、2週間以上経った17日に公表。
発表が遅れた理由が、本人が否認してるという事で不確実な状態での公表を避けたといった事が書かれてました。
とはいえ、現行犯逮捕。
チームや協会が逮捕されたことを把握した段階で、その事実をすみやかに発表すべきだったのでは・・・
そこで、今回のように、逮捕はされたが、本人が否認してるので、捜査の推移を注視したい的な事を発表してれば良かったのかなとも思います。
時期が時期だけに、トップリーグが終了するのを待っていた、いわゆる隠蔽と思われても仕方ありません。
まぁ、事なかれ主義の協会らしい対応と言えばそれまでですが、このご時世で先延ばしにすることでのデメリットを誰も想定できなかったのだとすればどうしようもないですね。
10年近く前、東芝ブレイブルーパスの選手が窃盗で逮捕、その直後に別の選手がドーピング検査で大麻の反応が出て、その後の日本選手権を辞退。窃盗で逮捕された選手はチームからは解雇、協会からは無期限の出場資格停止という処分を受けました。ドーピングに引っかかった選手も同様の処分が下ってます。
お酒を商売にしてる企業チームの選手がお酒に飲まれて強盗致傷。
それを隠蔽したと思われても仕方ない行動で、その間にチームはトップリーグ連覇。
で、結局逮捕から2週間以上経っての発表。
個人のしたことがチーム全体の責任になってしまうことはどうなんだろうと思わなくもないですが、さて、今回の事件に対してチーム、協会はどんな処分を下すことになるのでしょう。
トップリーグ最終節
残すところ今週末の最終節だけとなりました。
プレーオフの椅子は残すところ1つ。
中断前まで有力圏内にいた神戸は中断明けの3試合を1勝1分1敗で失速。
今期新監督を迎え好調のトヨタか、7連勝中で勢いのある東芝か、最終節の楽しみです。
トヨタは神戸、東芝はサントリーとの府中ダービーとそれぞれの相手も同等、あるいは上位チームとの試合でどうなるか分かりません。
トヨタが引き分け以上なら東芝はBP取っての勝利でも追いつけません。
同勝ち点の場合得失点差で決まるので、現在その差が43あることを考えると、東芝は何が何でもBP取って勝たないとプレーオフ進出の芽はなさそうです。
おまけに、信じられないことですが、試合開始時間がトヨタの方が1時間遅いので、東芝の状況を見ながらゲームを進められます。
ほんとトップリーグのやることは訳分かんない事が多いですが、順位が決まる最終節の試合時間がチームによってバラバラというのは意味が分かりません。
フェアな条件下でフェアな勝負による順位でないと、トップリーグとしての信用問題にもなるのかなと思います。
サンウルブズスコッド発表
昨日来季のサンウルブズのスコッドが発表になりました。
HCも日本代表のジョセフが就任し、参戦3シーズンにして、ようやく参戦当初の目標であった日本代表の強化に向けて第一歩を刻んだ感じです。
まぁ、なぜこれを最初のシーズンからできなかったのかという疑問の方が大きいですが・・・
ただ、まだ何人か追加で発表になるとはいえ、なぜと思わざるを得ない選手もいくつか見受けられます。
先日の日本代表、昨シーズンのサンウルブズでスコッド入りしていた選手、W杯に向けて経験を積ませたい若手を組み込めてない印象が強いスコッドです。
日本代表を強化しつつ、サンウルブズとしても結果を求めるのであれば、トップリーグに参加していない外国籍選手はもっとビッグネームにしないといけないのでは・・・と思います。
マフィと契約できなかったのも大きいですし、松島はどうなるのか?
松田、野口は参加しないのか・・・
あ、リアキ・モリも入ってない・・・
シーズン始まってしまえば誰が出ても応援しますが、正直なところ、ミラー、ブレグバゼ、パーカー、ロビンソンの所には日本代表に絡む選手の名前が入って欲しかったです・・・
トップリーグ再開
明日からトップリーグが再開します。
優勝するためには各カンファレンスで2位までに入らないといけません。
現在の順位は
レッドカンファレンストップが勝ち点38のサントリーに29神戸製鋼、28トヨタ自動車が続き、ホワイトカンファレンスは勝ち点44のパナソニックに35ヤマハ発動機、29リコーが続いています。
各チーム残り4試合。
どこが優勝を目指す権利を勝ち取るのでしょう⁇
まず、レッドカンファレンスですが、
2位争いは勝ち点23の5位のNTTコムまでが現実的かなと思います。
ただ、NTTコムは神戸、トヨタ戦を残してるので厳しそう。同じように、ヤマハ、サントリー戦を残す東芝も今週のヤマハ戦に負けると終戦な感じです。
ここで2勝2敗でも勝ち点は56-58になります。
そうなるとサントリーを追いかける神戸、トヨタは3勝、または、BP取って2勝しないと追いつけません。
てことで、サントリーの首位通過は安全圏かなと思います。
で、神戸とトヨタの2位争いはし烈な感じです。残り4戦の対戦相手を考えるとトヨタが有利かなとも思いますが、最終節で直接対決を残してますので、面白い2位争いになりそうです。
ジェイク・ホワイトに変わってチームも変わったトヨタの2位通過を期待します。
一方のホワイトカンファレンスですが、
パナの首位、ヤマハの2位での通過は決まったように思います。
2位ヤマハと3位リコーの勝ち点差は6。
ヤマハがBP取って2勝すると追いつけなくなります。
ヤマハは最終節にパナ戦を残しますが、今週の東芝戦の後はコカ・コーラ、サニックスと続くので、リコーがヤマハを抜くのは難しそうです。
で、プレイオフは
という予想になりました。
ラグビーテストマッチ フランス代表vs日本代表
試合中から始まってたブーイングが試合終了とともに大きくなったのがこの試合を象徴していたように思います。
この秋もニュージーランド、南アフリカに連敗して、試合をみていても元気がなく、ドン底状態とはいえ、ファンはこの試合に勝てないことなど考えてなかったという事でしょう。
日本はトンガ戦がいいきっかけになったのかも知れません。
若手主体だった相手に、自分たちのゲームプランを整理して再確認することができたのは強豪国との試合を前にチームに落ち着きをもたらしたように思います。
オーストラリア戦では、ただ前に出るだけで規律のなかったディフェンスが良くなってました。前に出たディフェンスラインを破られることもありましたが、カバーリングの意識が出てたのか、戦術がより落とし込まれてる印象でした。
前に出て相手のスペースを潰すということは、詰めたディフェンスラインとバックスリーの間に大きくスペースが生まれてしまいますが、その対応が徐々にできているのかなと思います。
ただ、フランスとはいえ、プレッシャーも強くなく、直線的なアタックが多かったあの相手には勝っておきたかったなというのが試合直後の印象でした。
が、引き分けたことで、セットプレイの不安定さや、ロックの人材難が改めて浮き彫りになったのと、テストマッチで通用する選手、しない選手も明確になりつつあると思うので、この先に向けてそこは良かったのかなと思います。
遠征前は大敗もあるかなと思ってたことを考えると上出来ですが、敵地で勝ててればかなりの自信になっただろうなと思います。
この秋のテストマッチシリーズが、しっかりと次の代表の活動に継続したものになるのを期待しつつ、週末から佳境を迎えるトップリーグを楽しみたいと思います。