スポーツ(ほぼラグビー)雑記

好きなスポーツ(特にラグビー)について思う事

クルセイダーズVSサンウルブズを観に行ってきた。

クライストチャーチでのクルセイダーズVSサンウルブズを現地で観戦。

仕事も忙しくなく、マイル特典で飛行機のチケットが取れたのでクライストチャーチまで行ってきました。

シドニーを経由して前日の夜に現地入り。

雨・・・

タクシーの運ちゃんに聞いたら、明日は大丈夫との事。

朝起きて市内中心部を散策するも、この日からイースターとのことで閑散としてました。

19:35キックオフだったので、ホテルから散歩がてら1時間ほど徒歩でAMIスタジアムへ。

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テレビでは何度も見てたスタジアムですが、思ってたよりコンパクトなスタジアムでした。

スタンドへの入り口ごとにこれまでのスター選手ののぼりがありました。

ちょうど僕の席への入場口はなんとハメット‼

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座ったのはちょうど真ん中あたり。

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周りはほぼクルセイダーズファンでしたが、サンウルブズのジャージを来た人も数人見受けられました。

 

この日はクロケットがスーパーラグビーの出場記録を更新します。

そして、リードが今シーズン初出場。

メンバー紹介でもこの2人は大歓声。

サンウルブズでは田中の時に地元の人からも歓声が上がってました。所属はハイランダーズでしたが、ニュージーランドでも認められてるんだなと思うとちょっと誇らしい感じです。

 

試合は完敗。

前半の最初の方はクルセイダーズにもミスがあり、サンウルブズのディフェンスも頑張れてましたが、ディフェンスがちょっとずつズラされると対応できなくなっていきます。

ほんと派手なプレーは全然ないのに崩れる場面がありません。

気が付くとトライを重ねられてどんどん点差が離れて行ってしまいます。

せっかくなんでサンウルブズのトライも見たかったのですが、観ていてトライの匂いが一切しなかったので、残念ながら悔しさもあんまりありませんでした・・・

スタジアムはイースター初日というのも関係してたのか分かりませんが、家族連れがかなり多く、地元チームを応援しようって空気が伝わってくる空間で心地いい空間でした。

また行きたい・・・

スーパーラグビー第8節クルセイダーズVSサンウルブズ展望

先週の余韻にまだまだ浸っていたいところですが、今週からニュージーランド、アルゼンチンへの遠征です。

タフな遠征で、タフな相手です。

まず、明後日の遠征初戦は、現在負けなしのクルセイダーズ。前節はByeウィークでお休み。

今シーズンのクルセイダーズは気が付けば勝ってる感じです。

何が良くてと聞かれれば困ってしまいますが、これがチーム力ということなんでしょうか・・・

そして、この試合に向けて大黒柱のリードが今シーズン初登場。

対するサンウルブズは半分ほど先発メンバーを変更。

第一列は総とっかえですが、経験豊富な3人です。

トッド、リードと並ぶ第三列にサンウルブズのカーク、布巻がどこまで対抗できるのか楽しみです。

スタンドオフは田村‼

 

この試合どうしてもディフェンスに追われる時間が多くなるでしょう。

大きな課題となってるタックル成功率がこれまで同じような数字であれば第1節VSハリケーンズのような点差になっても不思議ではありません。

アタック面では少ないであろうチャンスに3点でもいいから得点を積み重ねて行けるのか。

スクラムは頑張ってるだけに、ラインアウトの精度をあげつつ、いかにミスを減らせるか。

厳しい戦いになるのは織り込み済みでしょうから、どんな展開になってもサンウルブズラグビーで戦い抜いてほしいなと思います。

 

 

サンウルブズVSブルズ

こないだの土曜日に秩父宮で開催のサンウルブズVSブルズを観に行ってきました。

見た感じ6,7割くらいの入りって感じでした。

ここまで全敗で動員厳しいかなと思ってましたが、ファンの期待は今だ大きいようです。

前の記事にも書きましたが、この日のサンウルブズのラインナップは前節から大きく変わってました。

リザーブも含めて経験豊富な選手が多く復帰するなど、僕としては今シーズンのメンバーで一番期待できるメンバー編成でした。

ブルズの方は遠征中、相手がサンウルブズという事もあってか主力数人が休養。

 

点差がどうの、内容がどうだったとかこの勝利に関してはどうでもいいような気がします。

チームの顔となり得る選手が戻ってきて、ちゃんと勝利したということに大きな意味があるのだと思います。

前半からファイトして、後半から入った田村がしっかりチームをコントロール

やっぱり田村のキックは上手というか、意図を感じるキックが多くてサンウルブズや日本代表が進む道には彼が必要なんだなと思いました。

田中もアタック、ディフェンス両面で声出してフォワードをコントロール

代わって入った矢富も強気に持ち味を発揮。

松島も大きなゲインはできなかったものの、キック処理含め安心して見てられます。

 

逆転後にペナルティを取られて再逆転のピンチもありましたが、結果勝てたのは本当に良かった。

今週からのニュージーランドでの3試合、アルゼンチンでの1試合はひいき目に見ても勝機は少なく、また全敗の可能性も高いと思われます。

ただ、この1勝でチームはブレずに試合に臨めるんじゃないかと思います。

勝とうが、負けようが、サンウルブズはどう戦うチームなのか、何に拘っているのかの共通理解が深まればチームはちょっとずつでも強くなっていくんだと思いますし、そんなチームを応援したいなと思います。

 

スーパーラグビー第7節

今節は秩父宮でのVSブルズ戦です。

今シーズンは既に第4節で南アで対決してます。

14-17で前半を折り返し、後半早々相手にレッドカードが出ましたが、試合運びは相手の方が上回ってました。結果21-34で負けてます。

 

東京に戻っての再戦になりますが、前回の対戦とは両チームとも別チームな感じです。

サンウルブズは先発8人が代わってますし、リザーブ含め稲垣、田中、矢富、田村といった経験豊富な選手が戻ってきてます(田村は先発で見たかったですが・・・)。

で、何よりも期待したいのがFBで先発の松島です。今シーズンは江見がブレイク中ですが、センターもできる松島が機能すればバックス陣のバリエーションが一気に増えます。

経験の浅いフランカー、エイトが不安な部分ではありますが、後先考えずにキックオフからアグレッシブにいってほしいと思います。交代でスーパーラグビーデビューするであろう布巻も期待大です。

 

反対にブルズの方はポラード、デヤハー、クリエルといった主力が休養。

代わりで出る選手のモチベーションは高いと思いますが、遠征中のブルズには勝っておきたいところです。

前回同様強いフィジカルを生かしてフォワード勝負を挑んでくるでしょうし、密集サイドを幾度となく突いてくると思われます。

サンウルブズも前回同様クリップスのところでキックを多用して、その流れから早く、大きく展開しようとするのでしょう。

どっちがミスを少なくできて、強みを出せるかが勝敗を分けるのかなぁ~。

 

ここまで勝利のないサンウルブズですが、ここで勝っとかないと、来週からはNZでクルセイダーズハイランダーズ、チーフスとの3連戦。そのままアルゼンチンまで行ってのジャガーズ戦という、移動も、相手も酷な4試合が待ってます・・・

 

明日は観に行けそうなので勝ってくれないかなぁ

 

 

サンウルブズに思う事

 昨シーズンから参入して2シーズン目も序盤戦を終えようとしています。

昨年は1勝1分け13敗。

今シーズンはこれまで5敗。

 

充分な準備ができたとしても、早々勝てるものでもないと思ってましたから、参入決定からの運営サイドのドタバタを見せられて期待しろというのが無理な話で、僕の正直な感想は昨シーズン1勝できて良かったなという事でした。

もちろん、こういった状況でもスタッフや選手はただ経験を積みにいってるというよりも本気で勝ちにいってると思いますので、頑張って欲しいですし、なかなか観に行けないですがしっかり応援したいなと思ってます。

 

まあ、スーパーラグビー参入に関しては、あのタイミングで手を挙げなければ、次はいつ参入のチャンスが巡ってくるか分からなかったですし、人気、実力ともに停滞してたラグビー界(参入が決まったのは躍進したW杯の前でした)を盛り上げる起爆剤にというのも理解できます。

個人的にも参入決定のニュースに心躍らせてました。

そこからヘッドコーチの問題、選手との契約の問題など、ギリギリまでどうなるのか先の見えない状況が続いてドタバタのままシーズンイン。

そして上記の結果。

早々勝てないと思ってたとは言え、ここまでドタバタするとは思ってませんでした。

1シーズン参加してみないと分からなことも多かったでしょう。

予算面含め、色んな事情も当然あったのだろうとも思いますが、1ラグビーファンとして知り得る、見える情報から推測すると、先を見越して行動してた人が運営サイドにいなかったんだなと思えてしまいます。参入することがゴールだったのかなと。

 

来年から国内のカレンダーが変わりますが、主力選手の試合数が大幅に増えてしまうという事は参入を目指す段階で分かってたことなのに、なぜ参入初年度から対応できなかったのか・・・

たらればの話はあまりしたくないですが、参入を見越したカレンダーにできていれば今シーズンの主力の離脱は防げていたかもしれません。

”若手が経験を積めている”

というセリフを今シーズン何度となく聞かされてますが、逆を言えば若手を使わざるを得ない状況になっているということにも取れます。僕がひねくれてるだけかもしれませんが、主力が出れてない事への言い訳の様にも聞こえてしまいます。

運営面、環境面などスタッフ、選手ではどうにもできないグランド外の部分は運営サイドがしっかりとマネージメントしないといけないと思います。

運営サイド、スタッフ、選手が万全の体制で勝負を挑んでの結果であれば素直に受け入れられますが、これまでの事考えると、もっとできた筈なのにという想いが、喉に刺さった小骨のように嫌な感じで残ってしまってます。

スーパーラグビー第5節サンウルブズVSストーマーズ

4連敗のサンウルブズが3連勝のストーマーズをシンガポールに迎えての第5節。

ストーマーズはデュトイ、エツべスの両スプリングボクスLOが休養。ここまで走りまくってたFBマレーも休養。

サンウルブズはウイングの中靏が休養でスタンドオフを代えてきました。

まずは試合の入りに注目です。

多少のミスはあったものの、キックチャージからボールを奪って展開。順目にボールを運ぶことが多かったですが、このアタックではカーペンターがアングルチェンジして相手のラインの隙間に入りました。

この後も初先発の小倉がサンウルブズのアタックラインを前に出してうまくコントロールして前半で3トライ。24-20で前半を折り返し。

おそらく、前半はリード、もしくは僅差でというプランだったと思うので、サンウルブズにとっては絶好の折り返しだったでしょう。

後半も最初にスコアしたのはサンウルブズでした。

いや~、この段階で、今シーズン初めて勝てるんじゃないかって気にさせてくれました。

ただ、ここからストーマーズの現実的な試合運びが始まりました。

主力を負担のかかる遠征から外したストーマーズはどんな内容でも負けなければいい、目的はただ勝つだけ。

サンウルブズの空いたスペースに判断良くキックでボールを運びだします。で、サンウルブズサイドに入るとサンウルブズの弱点になりつつある密集サイドのディフェンスの脆さをとことん突いてきました。

フィジカルの戦いになるとどうしても後手に回ってしまいますね。

僕の希望はあっという間に霞んでしまいました。

 

まぁ、スタッツ見ると順当な敗北でしたが・・・

ポゼッションは35%-65%

プレーエリアも自陣22m内が40%を超えてました。

 

相手陣にいる時間をいかに増やすかが現実的なテーマとなるんじゃないでしょうか?

今シーズンは自陣からでもキックを多用してアンストラクチャーな状況を作ろうとしてるんでしょうけど、アンストラクチャーな状況になるのは自分たちも同じことで、キック自体の正確性の問題、キックチェイスの拙さや、タックルミスの多さなどを考えると自分たちが作ったアンストラクチャーな状況に個々の判断が追い付いてないように思えてなりません。

続けていく事で状況は良くなっていくんでしょうけど、ファンはいつまで我慢できるのか・・・

次はbyeウィーク明けのVSブルズ@秩父宮です。

スーパーラグビー第5節VSストーマーズ戦展望

こないだ開幕かと思ったら早くも今節は第5節です。

シンガポールー南アーシンガポールと続いた遠征の最後はストーマーズ戦。

昨シーズンは

第7節19-46@ケープタウン

第14節17-17@シンガポール

1分1敗でした。

今季ストーマーズは3勝0敗。

Byeウィーク明けのシンガポール遠征です。

対してサンウルブズは0勝4敗。

シンガポール、南アと3週間の遠征戻り。

ホーム扱いのシンガポールですが、ストーマーズは3節まではすべて南アでの試合でしたので、コンディション的にはストーマーズの方が良いんじゃないかと思われます。

ただ、昨シーズンのシンガポールでの試合では後半途中からストーマーズの選手は急に足が止まってしまってましたので、アジア特有の気候に対応できるかどうかですね。

 

これまでのスタッツを見てみると・・・

取ったトライは

ストーマーズ 15

サンウルブズ 12

取られたトライは

ストーマーズ 5

サンウルブズ 25

ストーマーズは1試合少ないながら1試合平均でトライを5つ取って、取られたトライは1.7個

サンウルブズは3つ取って、6.3個取られてます。

アタックを見るとストーマーズはFBのマレーがランメーターが全体1位で1試合平均100m以上走ってます。

サンウルブズも福岡の4トライを始め、バックスリーの各人が各種ランキングに名を連ねてます。

 

セットプレーを見てみると

スクラム成功率はどちらも100%

ラインアウト成功率85%前後と両チームともさほど変わりません。

 

ディフェンスで大きく変わるのはタックル成功率です。

サンウルブズは昨シーズンの課題だったスクラムは改善されてますが、タックル成功率は相変わらず低く74.9%

4回に1回は失敗してることになります。

1試合少ないながらランメーター1位のマレーに自由に走られるようだと苦しいサンウルブズには厳しい試合になるでしょう。

サンウルブズとしては、こちらも決定力のあるバックスリーにボールを運んで勝負するシーンを増やしたいところです。

サンウルブズは昨年同様前半を凌げれば勝機が見えてくると思います。

 

ただ、サンウルブズの試合を見てる感じだと、勝負所や、流れを変えてしまうミスが多い気がします。疲れも溜まってる頃だとも思いますが、次節はByeウィークなので頑張ってほしい所です。

どんなメンバーがラインナップされるのか楽しみです。