ブリスベン・グローバル・テンズ開催‼
今週末はオーストラリア・ブリスベンで10人制ラグビーの"ブリスベン・グローバル・テンズ"が開催です。
11,12日両日Jsportsで生中継‼
楽しみ過ぎます。
初日は4つのグループに分かれてプールマッチ。
プールA
レベルズ、ワラターズ(オーストラリア)チーフス(ニュージーランド)、パナソニック ワイルドナイツ(日本)
プールB
レッズ(オーストラリア)、クルセイダーズ、ブルーズ(ニュージーランド)、サモア
プールC
ブランビーズ(オーストラリア)、ハイランダーズ(ニュージーランド)、ブルーブルズ(南アフリカ)
プールD
フォース(オーストラリア)、ハリケーンズ(ニュージーランド)、トゥーロン(フランス)
オフィシャルサイトのトップページにはイズラエル・フォラウ、ジェローム・カイノ、ダミアン・マッケンジーと一緒に堀江が登場してます。(4人中3人、カイノ、マッケンジー、堀江はスコッドに入ってませんが・・・)
http://www.brisbaneglobaltens.com/
FW、BK各5人、10分ハーフの交代自由ということで、いろんなニュースやコラムを見ていると7人制と15人制のいいとこ取りらしいのです。
7人制よりはフィジカルの戦いが多くなり、15人制よりはスピード感が増すのでしょう。
単純に15人制よりはスペースが多くなるので、1対1の場面が増えてスピードスター達の活躍する場面が楽しめる試合が多く見れると思うので見逃せません。
個人的な考えだと、走れてスキルの高いフォワードが多いニュージーランド勢が優勢のように思いますが、地元のワラターズもフォラウという絶対的切り札がいるんで本気で優勝狙ってるでしょう。
日本からはワイルドナイツが参戦です。
僕が注目してるのは長谷川峻太選手、児玉健太郎選手です。
長谷川選手はフィジカル、スピードの両方を備えてると思うので、向いてるのではないかと。
で、同じプールに入ってるレベルズと契約した児玉選手はここで活躍して、なんとかSRでの試合出場への足掛かりにしてもらいたいと思います。
フランスから参戦のトゥーロンのスコッドには五郎丸選手も入ってます‼
Top14ではなかなか出場機会に恵まれてない鬱憤を晴らしてほしいなと思います。
15人制を見てルールが分かりずらいと思った方も多いと思いますが、分かりずらさの原因の1つであろう、密集戦は劇的に減って、見せ場となるバックス勝負が多くなると思うので、楽しく見れるんではないでしょうか?
Jリーグ放映権
黒船襲来といった感じなんでしょうか?
スカパーがJ1,J2を全試合生中継をしてましたが、今シーズンからイギリスの会社が運営する動画配信サービスが放映権を獲得したというニュースが昨年サッカーファンを中心に驚きをもって賑わしました。
なんとその額10年で2100億。
月額1750円(税抜)でJリーグだけでなく、サービス内のコンテンツ見放題。
こんな計算に意味あるとも思えませんが、年平均210億円、月平均17、5億円。
Jリーグだけで100万件の月額契約者をキープしないといけない計算になります。
日本ではスポーツナビくらいしかスポーツの定額動画サービスはなかった(僕が知らないだけかもしれないですが・・・)中での巨額契約ですから、話題性、ニュース性も含めて知名度はかなり広がったと思いますが、それにしてもすごい金額です。
契約が決まった時に出たニュースで「DAZN」のページを覗いた人もきっと多かったのでしょうし、契約者も増えたと思いますが、その数字が現段階で想定通りなのかどうなのか気になります。
で、取られた側のスカパーは去年の8月から6か月連続で契約件数が減少で、Jリーグ撤退報道以降10万件近くの契約者数減という情報が今日のニュースになってました。
Jリーグのバブル的人気が弾けた以降スカパーのJリーグへの貢献度は計り知れないですが、1年30億(報道によると)から7倍もの数字を提示されるとどうしようもないのでしょうか。
この放映権料を原資に増額される賞金で各チームの強化費も増えるでしょうし、選手にもファンにも不評だった資金確保のための2シーズン、プレーオフ制が廃止になり、1シーズン制に戻ったり、選手の移籍も活発化しだしてるのを見ると好影響なのかもしれません。
ただ、本当に2100億に見合ったコンテンツなのか不思議です。契約の細部は分かりませんが、10年の間に違約金を払えば解除可能とか、Jリーグサイドが一定の条件を満たせない場合、契約の見直し条項みたいなのが入っていないことを願うのみです。
サイトで調べてみる限り、使い勝手に関してはいい評価が得られてないみたいなんで、トップリーグとスーパーラグビーを見たいがためにJsportsを契約してる僕としては、トップリーグとスーパーラグビーがDAZN独占放送にならないことを願っております。
トップリーグ2017-18シーズン大会方式決定
来シーズンのトップリーグ等のフォーマットが決定しました。
なんかもやっとします。
まず、分かりずらい。
数年前にも似たような方式がありましたが、今回違うのは野球でいうところの交流戦みたいなのが加わってます。ただ、違うカンファレンスのチームとの対戦は8チーム中6チーム。
てことは、同じカンファレンス内でも対戦相手がチームによって変わるのにその中で順位が決まる変な仕組みです。
毎年のようにフォーマットが変わる中、なんでこんなフォーマットにしたのでしょう・・・
協会の中に中期、長期で日本のラグビーを考えてる人がいるんだろうか疑問に思ってしまいます。
サンウルブズ、日本代表選手の試合数過多の問題や、SR参入後のスケジュールの問題などから今回の変更なんでしょうけど、2016年からのSR参入が決まったのは2014年11月。当然参入への意思表示はもっと前からなんで、その間に参入が決まった場合どうスーパーラグビーのフォーマットに対応するのかは考えておかなければいけない事だったと思います。
トップ選手の試合数が多くなって、スケジュールがタイトになることは、SRに参加してみないと分かんない事だったのではなくて、SR参入を目指す段階で分かってたことなんです。
全てが後手後手で、結果その場しのぎの対応に終始してる気がしてなりません。
僕個人としては、まずはトップリーグのチーム数を削減する。16チームは多すぎる気がしてます。
これだけ多いと大味で一方的な試合がどうしても増えてしまいます。
極端ですが、8チームでのホーム&アウェイでの各チーム全14戦の方が僕は見たいのです。で、残りの8チームと来シーズンから始まるトップチャレンジリーグ8チームを統合して、全16チームで総当たりのリーグ戦、それぞれの下位、上位2チームが自動入れ替え。
というのはいかがでしょう?(あ、そうすると東芝が下のリーグになっちゃいますが・・・)
これだと、最上位リーグは同じチームと2回対戦するので、1巡目に負けたチームが2巡目でどう対応して勝とうとするのか?、で、下位2チームを自動降格にすることで捨て試合が少なくなります。
下位リーグも実力が拮抗した中での試合が多くなります。トップチャレンジリーグ組もこれまでのトップイースト、トップウエストでの試合のような楽な試合は減って、白熱した試合が多くなるでしょう
今年のカレンダー見ても、最上位リーグは全14戦なんで、8月最終週末(26,27日)を第1節、10月21、22日の第9節にしてウィンドウマンス、12月2,3日から第10節で再開。12月30,31最終節。年内終了。
サンウルブズ、日本代表以外の選手は試合数が減ることも考えられるので、ウィンドウマンスと1,2月で別大会を作ってみるとか。
ネクストスターが生まれて、再開後のリーグの刺激にもなるかもしれないですし、チーム内競争も図れるんじゃないかと思います。
好き勝手な事書いてますが、前回も書いたように、1ファンとしてはすべてのカテゴリーのラグビーを楽しみたいのです‼
ラグビー日本選手権大学枠撤廃決定。
先週18日に正式に来季の日本選手権から大学枠が撤廃が決まりました。
賛否両論あるなか21日に帝京大学がトップリーグチャンピオンのサントリーに挑戦。
試合は見れてないので、結果やニュースでみると帝京大学の大健闘だったのではないでしょうか?
サントリーのラインナップもトップリーグから数人の変更はありましたが、そこまで戦力を落としていたとも思えない中、前半は同点。
大学枠を残してもいいんじゃないかという意見もこれだけ見れば理解できなくもないので、大学生が社会人と対戦する機会を残すとしたらという観点で考えてみたいと思います。
大学枠撤廃は決定したということなので、なかなか厳しいと思いますが、一発逆転を狙うとすれば・・・
"大学ラグビーのカレンダーを前倒ししてみる。"
大学ラグビーには固定の対戦スケジュールが2つあります。
このスケジュールを変更して大学選手権を年内に終了させると、年内にリーグ戦を終わらせて、年明けにプレーオフ兼日本選手権を想定しているというトップリーグに合わせられることになります。
OB会を含めた発言力が強い伝統校が絡んでるカードなんで、そんな簡単に変更できんのかなとも思いますが、検討の余地ありではないでしょうか?
で、そんならいっそのこと関東の対抗戦とリーグ戦を統合してみるのはいかがでしょうか?
それぞれの上位4校を1部リーグ、それ以下を2部リーグに再編です‼
春シーズンにやってるようなことですが、例えば春はどっぷり学生とトップリーグ勢のオープン戦にしてみるとか。
トップリーグ勢はなかなか試合経験を積めない若手や新人、怪我明けの選手のアピールの場にもなるでしょう。
で、仮に今シーズンの成績で1部を組んでみると
1部は帝京、早稲田、明治、慶応、東海、流経、大東大、中央になります。
(筑波は2部になっちゃいます・・・)
ただ、1節から7節まで魅力的なカード満載で、対抗戦とリーグ戦に分けてるよりも統合したリーグの方が価値がありそうですし、観客も増えそうな気がします。
まぁ、僕で考えられるような事ですから、協会の方々はもっといろんな議論を重ねた上で今回の決定に至ったのでしょう。
1ファンとしては、
強いサンウルブズも見たい‼
強い代表もっと見たい‼
でもって、国内の各カテゴリーも楽しみたい‼
のです。
トップリーグ終了、そして今後は・・・
トップリーグ終了‼
サントリー全勝優勝‼
開幕前にこの結果を予想できた人は少なかったでしょう。
そしてMVP中靍選手。
中靍選手には失礼ですが、専門家でも予想できた人は皆無だったのでは!?
ただ、こういった予想を覆す結果が生まれるという事は、各チーム、選手のクオリティが上がってきている証拠(ベスト15に初選出が9名も含め)だとも思いますので、ラグビー界には喜ばしいことなんだと思います。
で、今週末から日本選手権。
来年から大学チームの参加はないという報道もありますので、これが大学生も含めた最後のフォーマットになるのでしょう。
これについては賛否ありますが、最終的にどうなるにせよ、これを機に大学チームが参加する、しないではなく、大局的に今後の日本ラグビー界の進むべき方向性を示してほしいなと思います。
僕の希望としては、W杯でいかに勝負するかという点を全ての議論のスタートにしてほしい。
そのために優先順位をどうするのか?
W杯を目標とするのであれば、SRは大事なシリーズでしょう。
SRが毎年2月下旬にスタートしてプレーオフファイナルが8月頭なことを考えると、日本国内の試合は1月まで引っ張りたくはない。けど、トップリーグの現状のチーム数では開幕も早められない。大学ラグビーも早慶明戦のカレンダーが固定されている現状では例年大学選手権の決勝が1月2週目あたりになる(今年は1月8日)スケジュールは変更できそうもない。
そうなるとSRを基準に年間のカレンダーを組むとなると大学生が日本選手権に参加する、しないではなく、根本的に日本のラグビーカレンダーを変更しないといけないのかもしれない。
僕自身はそもそも日本選手権は必要ないと思っている人間です(トップリーグチャンピオンにもっと権威を持たせるべきだと思ってます)ので、日本選手権をやめてトップリーグを年内に終わらせてもいいんじゃないか、そのためにトップリーグのチームを減らして、トップリーグを2部制にしてもいいんじゃないかとも思っています。
いずれにせよ、サンウルブズにも参加するトップ選手の試合数過多は早急にどうにかしないと怪我や心身のコンディション問題に直結するので、昨秋の日本代表選出の際に垣間見えた選手任せではなく、協会がしっかりビジョンを示してほしいなと思います。
各カテゴリーの関係者や、ファンが全員納得できる答えは見つからないでしょうけど、1ファンとしては、どんな形になるにせよ、日本ラグビーの目指すものを明確に示してほしいなと思います。
遅ればせながらトップリーグ第4節
どっちが勝つにしても僅差での勝利になるかと思いきや、東芝をノートライに押さえてのヤマハの圧勝。
スクラムに関しては、試合序盤はどっちもプライドを前面に出していい勝負。
ただ、ブレイクダウンや球際の反応はヤマハの方が前半からちょっと上回ったかなという印象。
9,10番のところでのゲームメイキングはヤマハがうまくコントロールして、FWを前に出すところ、BKで勝負するところの判断が良かったように思う。
特に矢富はシーズン入ってから好調をキープしてるし、太田尾もグランドを俯瞰してるかのようにスペースをうまく見つけてチームを前に出して勢いを作ってるように思う。
スクラムも時間の経過とともに押し込まれるようになり、選手が入れ替わってかららは完全にコントロールできてなかった・・・
メッサム、リーチ、徳永の強力な第三列も後手後手だったので、打つ手なしって感じでした。
それにしてもヤマハの充実ぶりが際立った試合でした。
選手が入れ替わっても質が落ちない。
去年までは選手層が薄い印象があったけど、その不安もかなり解消されてるのはこの先明るい材料かな。
FBのファンデンヒーファーも五郎丸不在を感じさせないどころか、総合力では五郎丸より上なんじゃないかなと思えるし。
ただ、シーズン前に大西将太郎が何かの座談会で話てたように、このチームが優勝争いできる条件は矢富と太田尾が怪我をしない事だと思う。
去年の1,2位チームを序盤で破った勢いがどこまで続くのか楽しみでもあります。
トップリーグ第二節
トップリーグ第2節
録りっぱなしだった第2節の試合をようやく見れました。
まずは
キャノンVSヤマハ
お互いにこだわりのスクラムを持つ両チーム。開始からヤマハが圧倒してたんで勝負あったかと思ったら、前半途中からキャノンフォワードが盛り返して面白くなってた。
自慢のセットプレイでいいボールが出てこないどころかターンオーバーの連続。
スタッツだけ見たらキャノンが勝っててもおかしくない試合でした。
まぁ、お互いミスも多かった中で決定力の差が出たのかなと思いました。
マレ・サウの代わりにでたタヒトゥアも持てばゲインラインを突破して起点になってましたし、ファンデンヒーファーも派手さはないけど、慣れてくればもっと良くなりそう。
で、次に見たのが
神戸製鋼に元気がない・・・
開幕したばっかりなのに、シーズン終盤で疲れ切ってるかのような感じでした。
トライが取れそうな雰囲気が一切なくて、もうちょっと面白い試合になるかと思ってましたが拍子抜けでした。
ヤマハ戦では無難な感じだった山沢も自分で仕掛けたりする場面もあり、開幕戦同様高いレベルで安定してるバーンスがセンターで存在感を出しまくりでした。
山沢以外にも新人を使いながら勝つことで、新人はどんどん自信をもってプレーできるようになるだろうし、まだ出てない15人制と7人制で代表の福岡やラグビーチャンピオンシップ後に合流するポーコックにベテラン組が控えてると思うと、シーズンが進めば進むほど勝てるチームがいなくなるような気がします。
で、個人的に注目してた兄弟対決
東芝VSNEC
開幕戦のラインナップを見た時に驚いたのが東芝のスタンドオフが森田ではなく田村だったことでした。
開幕戦は緊張した様子もなく、良い判断で広いインゴールにショートパントを蹴ってトライを演出してりで、これは第二節も先発かなと思ってましたが、やっぱり兄弟対決が実現。
チーム力はやっぱり東芝の方が上だと思いますが、NECも田村、茂野を始め、細田や村田など、代表やサンウルブズのメンバーがいたり、昨シーズンは序盤に怪我をしたヒギンボッサムもいるので僅差の試合を予想してました。
結果はやっぱり東芝。
リーチ、メッサムだけでなく、7人制代表の徳永を含めた第3列の存在感が凄すぎます。で、センターにはカフイがどっしり構えてるので、もし東芝ファンなら安心して見てられます。
昔から大好きなコーリー・ジェーンも見れたし(チームにフィットするにはまだ時間がかかりそうでしたが・・・)、今度は会場に行って見てみたい。
期待してた兄弟対決はチームの勢いがそのまま出た感じでした。
兄にはなかなか生きたボールが出てこず・・・
弟はチームの勢いに引っ張られるように前に出てました。
NECは茂野と田村の出来がチームの勝敗を左右することが多くなるかと思うので、今後に期待です。
テレビで見ていて思ったのですが、スターティングメンバー、サブメンバー紹介の時にもうちょっと工夫してほしいかなと・・・
トップリーグのキャップ数や、日本代表、スーパーラグビーのキャップ数を表示してほしいのと、他国、他地域のリーグを経由している外国籍選手の場合は所属歴と所属したリーグのキャップ数や各国代表キャップ数を出してほしい。
出身高校や出身大学を教えてもらっても何の興味にも結び付かない・・・