スーパーラグビー第2節
金曜開催の今日のカードは初戦勝ったチーム同士の対戦です。
チーフスVSブルーズ
ハイランダーズと対戦したチーフスは、ディフェンスに追われる時間が長かったものの、ローの2つのインターセプトからの2トライなどで、苦しみながらも2ポイント取っての勝利。
ブルーズはレベルズに快勝。イオアネ弟が大活躍のゲームでした。
チーフスはフォワード第3列を変更。
リーチ登場です‼
そして、バックスはリコーにも所属のナナイ・ウィリアムスが先発。
ブルーズは前節と同じ先発です。
両チームとも決定力のあるバックスがいますし、長短のキックを有効に使ってくるので、フォワード戦で有利な方が試合を引っ張るのかなと思います。
昨年ブレークしてオールブラックスまで駆け上がったレイナートブラウンとオールブラックスのポジションを狙うイオアネ弟のアウトサイドセンター対決楽しみです。
サンウルブズは9,10番を変更。
フィジカルの戦いを挑んでくるであろう南アのチームをうまくあしらってバックス勝負に持ち込みたいところです。
スクラムは良くなってそうですが、前節相変わらずだったラインアウトが修正できているのか?
サンウルブズでは随一の経験を誇る田中のゲームコントロールに期待してます。
自分たちの時間帯を多く作ってきっちり勝ってほしいですね。
スーパーラグビー ハイランダーズVSチーフス
第一節注目カード
ハイランダーズVSチーフス
ハイランダーズのホームということでハイランダーズ有利かなと思って観てました。
ただ、両チームとも多数の現役オールブラックス、経験者を抱えてるチームで、有望な若手選手も多いだけ面白いゲームが期待できます。
序盤でチーフスのウイング、ローの2つのインターセプトでチーフスがリード。
1つ目はハイランダーズのサインミスから。
2つ目はナホロの判断が悪かったのか、チーフスのキックチェイスを褒めるべきなのか。
ローはここ数シーズン、オールブラックスに手が届くかと言われる活躍でしたが、怪我もあり、年下のマッケンジー、レイナートブラウンが先んじてオールブラックスに選出されてしまいましたので、今年こそは期するものがあるんじゃないかと。
前半はハイランダーズがポゼッション、テリトリー的には優勢だったですが、アタックでのミスが多く3PGのみ。
チーフスもローのインターセプト以外はディフェンスの時間が長く、なかなか自陣から出れない我慢の時間でした。
後半も似たような展開ながら、トライを取ったのはまたチーフス。
チーフスも反則が多かったりと、付け入る隙はありそうだったんですが・・・
終わってみればチーフスはBPも取ってのアウェーでの勝利。
2連敗は避けたいところです。
サンウルブズVSハリケーンズ
予想通りにはなってほしくなかったですが、予想通りの結果でした。
ハリケーンズにとってはいいトレーニングになった感じです。
サンウルブズは僅差で後半までもつれさせたかったはずですが、前半13分までで4トライを献上。
点差が大きく開くまでは何もさせてもらえなかった印象。
相手を本気にさせられなかったのが切ないところです。
トライはこうして取るんだよと言わんばかりに合計13トライ。
あれだけタックルミス(タックル成功率68%・・・)があればトライ取るのも楽だったでしょう。
地域性の問題もあったとはありますが、シーズンに向けてプレマッチを重ねてチームを作ってきたハリケーンズに対して、オフ中の選手が多いトップリーグ選抜とのプレマッチ1試合で開幕に臨んだサンウルブズのチーム作りの差がそのまま結果に表れた感じです。
サンウルブズはディフェンスラインとフルバックの間のスペースにキックを多用して相手の陣形を崩して決定力のあるウイングに素早く展開したかったんでしょうけど、キックの精度もそこまで高くなく、逆にそこから攻められてたし、アンストラクチャーからのアタックはハイランダーズの方が1枚も2枚も上手です。
まぁ、相手が数段レベルが上なのは試合前から分かってることでしたが・・・
勝敗が決した後半の最後の20分くらいは速い展開でボールを運んでトライもできたものの、シーズン初戦でここまで実力差を見せつけられてしまうと選手のモチベーションも心配です。次戦のキングス戦は何としても勝たないといけない試合だと思うので切り替えて再整備してほしいと思います。
スタンドにイベント用のステージ組んでましたが、そんなことする予算あるなら少しでもチームの運営費、強化費にまわせばいいのに・・・
スポーツもエンターテインメントの一つだと理解はしていますが、チームが強くなればお客さんは観に行きたくなるもんだと思います。お客さんはイベントを見に行きたいんじゃなくて、サンウルブズが勝つのを見たいのです。
あんなステージ作ってたんで、コンサートみたいなことしたんでしょうけど、それでお客さんを集めようとしたのなら本末転倒だと思うし、やるならやるで何で告知は前日・・・
予算組んでまでやった効果あったんでしょうか・・・
開幕ゲーム
スーパーラグビー開幕戦。
レベルズ18 VS 56ブルーズ
もうちょっと競ったゲームになるかと思ったらブルーズの大勝でした。
ゲームの入りはレベルズも良かったと思いますが、前半中盤までにスタンドオフのガーデンバショップが決めとかないといけない位置でのペナルティとコンバージョンを失敗。レベルズの乗り切れなかった原因になっちゃいました。
ガーデンバショップはリードのキックチャージのこぼれ球をトライした以外はダイレクトタッチがあったり、キッカーも交代させられたり、前半途中からはゲームから消えてしまって散々なデビューでした。
この試合で調子良さそうだったデブレゼニが次戦はスタンドオフに戻るかな・・・
レベルズはキャプテンで最初のトライを取ったスターゼイカーが脳震盪で前半早々に退いたのが大きかったのかな。後半は足も止ってブルーズにいいようにやられてしまいました。
マフィも最初のトライには絡みましたが、そこからは目立った活躍はなし。
勝ったブルーズはBPも取って上々のスタート。次戦はプレマッチで勝ったチーフス相手ですが、面白いゲームになりそう。
にしてもこのブログで書いてた今シーズンのスター候補リエコ・イオアネが3トライの活躍。スタッツ見ても9回のボールキャリーで144mです。
これで19才‼
日本の学制だと大学2年生。恐るべし・・・
今日は今シーズンを占う意味でも注目の試合です。
ハイランダーズVSチーフス
両チームとも昨シーズンはプレイオフ準決勝で敗退。
リーチは休養中で欠場ですが、多くのポジションでオールブラックスでのポジション争いが繰り広げられます。
個人的にはチーフスのクルーデンが大好きで、スーパーラグビー最後となる今シーズン(スーパーラグビー終了後に仏モンペリエに3年契約で移籍です。)、是が非でも優勝してほしいのです。
これから夏まで毎週末楽しみ過ぎます。
サンウルブズメンバー発表‼
明後日初戦を迎えるサンウルブズのメンバーが発表になりました。
1 三上 正貴
2 堀江 翔太
3 伊藤 平一郎
4 リアキ・モリ
5 サム・ワイクス
6 マルジーン・イラウア
7 エドワード・カーク (Cap.)
8 ヴィリー・ブリッツ
9 内田 啓介
10 田村 熙
11 福岡 堅樹
12 デレック・カーペンター
13 ティモシー・ラファエレ
14 中鶴 隆彰
15 リアン・フィルヨーン
16 日野 剛志
17 山本 幸輝
18 浅原 拓
19 谷田部 洸太郎
20 金 正奎
21 茂野 海人
22 山中 亮平
23 江見 翔太
共同キャプテンの立川や期待の松島、田中はメンバー外
布巻を見たかったですが、プレシーズンマッチも出てなかったんで怪我なんですかね。
相手は昨シーズン王者のハリケーンズ。
もうちょっとメンバーを落としてくるかなと思ってましたが、昨年の優勝に貢献したペレナラ、サヴェア兄弟、シールズ、東芝でもプレーしたジェーンは先発。
コールズ、バレットは途中からの出場になる見込み。
ミルナースカッターはハムストリングで遠征メンバーにも入ってません。
僕の注目はスタンドオフのブラックと、スーパーラグビーデビューとなるバレット弟。
彼ら二人にはチャンスというか、この試合で力を示せるかどうかで今後の使われ方も変わってくるだろうからキックオフからギアを上げてくるでしょう。
しかし、メンバー見てるだけでサンウルブズに勝機はあるのかと悩んでしまいます。
短い準備期間、お祭りのようなプレシーズン1試合でどれだけメンバー間に共通理解が構築されてるのか?
最高のシナリオはどんな形でも勝つことです。
昨シーズンの優勝チームに勝てれば、チームの士気は初戦から最高潮に盛り上がり、次週からのシンガポールー南アーシンガポールと続く遠征にもいい流れで向かえます。
秩父宮での動員も増えるでしょう。
最悪のシナリオは意味のない敗戦です。
負けるにしても手ごたえを感じられる敗戦でなければいけません。
現実的な星勘定すると2戦目のキングス戦はマストウィンなのです。何もできないまま初戦で負けてしまうとズルズル引きずってしまいそうです。この短い準備期間でそこまでチームが成熟してるようには思えません。
こんな心配も杞憂に終わればいいのですが・・・
そんなこんなで、もうすぐ今シーズンの開幕戦が始まります。
いよいよ開幕‼
明日23日(木)スーパーラグビー開幕です‼
幕開けはレベルズVSブルーズ。
昨シーズンはレベルズ7勝8敗、ブルーズ8勝1分6敗で両チームともプレイオフには進めず。
両チームとも現実的には何とかワイルドカードに入ってプレイオフに進みたいチームなので、この対戦は勝っておきたいところ。特にニュージーランドカンファレンスは強力なチームが揃ってる(去年はブルーズ以外の4チームが11勝4敗でした)ので、ブルーズはアウェーとは言え何としても勝っておきたい試合です。
レベルズ注目はスーパーラグビーデビューとなるアマナキ・マフィです。
パナソニックからの期限付き移籍の児玉は残念ながらリザーブにも入れませんでしたが、マフィ選手は8で先発。
昨シーズン獅子奮迅の活躍をしてたマクマホンが欠場なので、マフィの推進力でチームを前に押し出してほしいところです。
にしても、リード、ファインガア、マクマホン、マフィで組む第3列(誰か一人は出れないですが・・・)はなかなか魅力的なんじゃないかと思ってます。
ホッジ、インマンという両センターもいいですし、ウイングのイングリッシュも決定力あるんで、ここ数年大器と言われながら、もどかしいシーズンを送ってるスタンドオフのデブレゼニ(明日はフルバックです)が開花すればカンファレンスを制するのも夢ではない気がします。
対してブルーズ。
2011年に10勝して以降の低迷からチーム再建中な感じです。
昨シーズン8勝して今年はどうなるか?
オールブラックスキャップを持つカイノとソニー・ビル・ウィリアムスは欠場でファウムイナとモアラはリザーブからのスタート。
注目はアキラとリエコのイオアネ兄弟。
リエコは今年のスーパーラグビー全体を見ても注目の若手プレーヤーだと思われます。
あとはチーフスから移籍のプル。強気のプレーがチームに勢いをもたらせばスタンドオフのウエストももっと生きてくるんじゃないかと。
こうして書いてるだけでちょい興奮してきます。
明日Jsports生中継。
仕事サボって見てしまうかもしれません・・・
サンウルブズVSトップリーグ選抜
昨日行われた試合。
北九州にできた新スタジアムでのこけら落とし。
見やすそうなスタジアムです。
昨年1勝で終わったサンウルブズが今シーズンはどうなのかを占う意味でも楽しみな試合でした。
が、正直期待を抱かせるような戦いではなかったかなと・・・
去年の課題だったタックルは相変わらず甘く、一人目で止めきれない場面が目立っていたのがまず一つ。
この試合のために編成されたチーム相手(サンウルブズのメンバーが入っていたとはいえ)にあの守備じゃ、SRのチームに通用するとは思えません。
スクラムは相手が相手なので、評価しようがないのかなと。
で、これも去年散々だったラインアウトは相変わらず。
アタックもトップリーグ選抜の方がトライの匂いがする攻撃をしてました。
ある種お祭りみたいなこの試合のみで、次は昨年のチャンピオンチームを迎えての初戦・・・
選手には頑張ってほしいですが・・・
最後に中継したJ Sportsに一言。
解説陣が選手にまつわるエピソードばかりで、ほぼ解説してなかったのが残念でした。
せっかくシーズン前の唯一の試合だったのですから、大西将太郎氏や野澤武史氏のようにちゃんと解説できる人を呼んでほしかった。
今年のサンウルブズがアタック面、ディフェンス面でどう進もうとしていて、それに対してこの試合で意図あるプレーがどこまで出てたのかなど知れればもっとシーズンに向けて興味を持てたのにと・・・