スポーツ(ほぼラグビー)雑記

好きなスポーツ(特にラグビー)について思う事

トップリーグオフィシャルサイト"薫田強化委員長に聞く今シーズンの見どころ①"を読んで

www.top-league.jp

 

もやもやが晴れない・・・

やっぱり危機感はないんだなと・・・

日本代表チーム15人制強化委員長のインタビューです。

これから始まるトップリーグの見どころというインタビュータイトルですが、この時期にこんなインタビュー読まされるファンは心配しかしないんじゃないかと・・・

 

前段では、サンウルブズ、日本代表、所属チームと活動の幅が広がる中で、トップ選手は1年中活動することになるなか、所属チームとどう連携して選手のフィジカル、メンタル両面のコンディションをマネージメントするか?といった内容でした。

 

フィジカルな要素が多いラグビーにあって、年間の試合数が増えればその分コンディションの維持は簡単なことではありません。

躍進した2015年W杯では、事前の長期合宿も含め、代表選手は前年のトップリーグから休みが無い中W杯終了まで戦ったとも聞きます。

報道を見る限りですが、その結果その後のサンウルブズ、代表を辞退した選手もいたようです。(サンウルブズに関してはそれ以外の運営サイドの拙さもあったようですが・・・)

 

そのタイミングで選手のコンディションをどうマネージメントするのかという問題は起こっていたのに、今の段階で、強化委員長が"各チームから協力したいとの意思表示はもらったけど、各論に関してはこれから詰めて行かないと・・・"と答えてるのが不思議でなりません。

各チーム協力するって言ってくれてるから、何とかなるんじゃないかと思ってるような気がしてなりません。

強化委員長自らが旗振って、何なら協会内にそのための検討委員会でも作って議論重ねて案を出すくらいの事ができないんでしょうか・・・

今から詰めて、何かしらの対策取れんのはいつになるのやら・・・

 

後半はトップリーグから日本代表へといった話でした。

世界基準というものを意識しながら一貫性のあるパフォーマンスを期待していると言いながら、"今後ジェイミー(代表HC)が、どんなプランを練るのかで選手を見る目も変わるでしょう"と・・・

HCには現段階で明確な戦術プランがなく、これから代表の戦術プランを組んでいくとも読めてしまいます。であれば、選手に求める"一貫性のあるパフォーマンス"というのはどんな要素なんでしょうか・・・

 

もともと協会、運営サイドには不思議に思うことが多いのもあって、僕がアラを探しながら読んでしまってるだけだといいのですが・・・

いよいよトップリーグ開幕‼

国内のラグビーシーズンが今週末からスタートです‼

昨年サントリーサンゴリアスが全勝優勝で、ヤマハ発動機ジュビロパナソニックワイルドナイツが続きました。

さて、今年はどうなるでしょうか?

金曜日開催が増えて、開幕節は秩父宮で2試合、ヤンマースタジアム2試合、豊田スタジアム1試合の合計5試合。

仕事終わってから来てほしいんでしょうけど、秩父宮ヤンマースタジアム共に試合開始は17時・・・

社会人には厳しい時間設定です。

 

早速文句で申し訳ないですが、ついでにもう一つ。

毎年思うことですが、各チームの試合会場にバラつきが多すぎます。

今シーズン、各チームレギュラーシーズン13試合を戦いますが、サントリー秩父宮で7試合。関東近郊では、他に熊谷で1試合、味の素スタジアムで1試合。関東近郊で13試合中10試合行います。

宗像サニックスは、福岡ではレベルファイブスタジアム2試合、グローバルアリーナ2試合、ミクニワールドスタジアムで1試合の5試合しかありません。

関東にチームが多いという事情もあるんでしょうし、開催経費の問題もあるのかもしれませんが、なんかフェアじゃないように思えてなりません。

もっとフェアなスケジューリングができないもんなんでしょうか・・・

 

秩父宮の比重があまりにも多いのも気になります。

毎年年末近くには芝がボコボコの状態になってます。

選手の怪我も心配ですし、パフォーマンスにも影響大だと思いますので、何とかしてほしい・・・

 

開幕前から愚痴になってしまいましたが、世界的な名将が就任したり、期待の外国人もたくさんいます。各チームが今年はどんなラグビーを展開するのか楽しみでなりません。

 

スーパーラグビー再編で思う事

先日南アフリカからの削減2チームが発表になりましたが、オーストラリアからの削減チームも発表されました。

オーストラリアカンファレンスからはウエスタンフォースが削減とのこと。

これでオーストラリアカンファレンスのチームはブランビーズ(キャンベラ)、ワラターズ(シドニー)、レッズ(ブリスベン)、レベルズ(ブリスベン)とすべて東部のチームとなります。

オーストラリアカンファレンスは、各チームの成績も奮わず、観客動員にも苦戦してた訳ですが、ARUの説明では財政的理由が主だと・・・

とはいえ、地元の鉱業で財をなした人がスポンサーに就くとの報道もありましたし、ARUとも契約済で、テレビ放映権も契約済となると、ウエスタンフォースサイドも黙って受け入れられる状況ではないでしょう。

チームの母体となるRugbyWAもホームページに声明を出してます。

www.rugbywa.asn.au

本当に訴訟にまで発展してしまうのでしょうか?

チーターズ、キングスが削減となった時にも書きましたが、契約期間中であろうが容赦ありません。

拡大してみたら各チームの戦力差に開きがですぎて、スーパーラグビー全体の価値が下がったから、今度は削減ですって感じのSANZAARという組織のだらしなさも酷いもんですが、スーパーラグビーを魅力的なコンテンツにするために必死です。

 

ほんと、明日は我が身です。

SANZAARという組織にも入れてないJSRは当然発言力も皆無でしょうから、2020年まで残ってる契約が満了できるかどうかもそうですが、契約終了後の継続参戦に向けて、競技力や運営、財政の面でSANZAARを納得させる結果を出さなければいけません。

参戦から2シーズン経ちましたが、相変わらず試行錯誤を重ねてるようにしか思えないJSRや日本ラグビー界に危機感があるのか疑問で仕方ありません・・・

スーパーラグビー2017ファイナルを見て。

クルセイダーズ優勝で幕を閉じました。

2011年、2014年に準優勝はあったものの、優勝となると2008年以来となりました。

 

レギュラーシーズンでニュージーランド勢との試合がなかったライオンズが、ニュージーランド勢にどこまで対抗できるのか?

というのが今シーズンのプレイオフの見どころだったように思ってましたが、ニュージーランド勢にまったく引けを取らない素晴らしいチームでした。

負けてなお強し、との印象を持った方も多かったんじゃないでしょうか?

 

開始早々に2トライを取られ、前半終了間際にはチームの大きな推進力となっていたクウァガ・スミスがレッドカードで退場(ちょっと厳しいなとは思いましたが・・・)。

後半開始早々にキアラン・リードがトライを取った所で、勝負決まったかなと思って見てました。

その後、ペナルティもあって、25-3までクルセイダーズのリードが広がって安全圏に入ったなと。

 

ただ、負けはしたものの、そこからのライオンズの勇敢に攻めた姿勢は感動ものでした。

交代で入ったフレッシュレッグスの選手たちを中心に盛り返し、一人少ない状況とは思えないくらいの波状攻撃。

今シーズンディフェンスの良かったクルセイダーズを、14人にもかかわらずあそこまで慌てさせたライオンズのアタックは、相手に恵まれてたのではなく、どのチームと戦っても相手を凌駕する力を持ってたことを証明したと思います。

 

来シーズンもニュージーランド勢とライオンズを中心としたスーパーラグビーになりそうですが、再編されるオーストラリア勢がどう巻き返すのか?

その再編されるオーストラリアカンファレンスに編入するサンウルブズには正念場でしょう。3年目となる来季は、どれだけ財政面で貢献できても、そろそろスーパーラグビーに相応しい実力を証明できなければ批判の対象になると思われます。

 

スーパーラグビーファイナル‼

いよいよ明日今シーズンのチャンピオンが決まります。

2年連続ファイナル進出のライオンズが悲願の初優勝なるか?

2008年以来のクルセイダーズの復活優勝なるか?

 

焦点は

"ライオンズアタックVSクルセイダーズディフェンス”

ではないでしょうか?

 

レイオフに入って、クォーターファイナルはシャークスに苦戦したものの、セミファイナルではハイランダーズを粉砕したライオンズに対して、ハイランダーズ、チーフスのアタックを封じ込めてファイナルに進んできたクルセイダーズ

クルセイダーズディフェンスが大崩れするとは思えないので、息詰まるような張りつめた緊張感の80分になるように思いますが、勝負のカギは、ライオンズが相手陣に入った時にトライは取れなくても、3点取ってアタックを終えられるかどうかかなと思います。

 

僕の注目は、どちらのFWが相手を押し込めるのか?

運動量豊富で若く勢いのあるライオンズFWが、経験豊富な選手が揃ってるクルセイダーズFWにどこまで対抗できるのか、特に両チームの第3列がどれだけの働きができるかで勝負が決まりそうな気もしてるので、そこの争いは注目して見たいと思います。

 

ライオンズの初優勝もみたいし、クルセイダーズの復活優勝もみたいし・・・

 

明日の夜はテレビの前でビール片手に白熱しそうです。

スーパーラグビーセミファイナルを見て

ライオンズ強かったですね~

ハイランダーズが勝つかと思ってました。

が、結果は44-29でホームのライオンズ完勝。

前半はハイランダーズ優勢でしたが、後半のライオンズは前半とは全く違うチームになってました。

アタックでもディフェンスでも前に出て、ハイランダーズはそのプレッシャーに我慢できず、追い上げたい時間帯でボーデン・バレットがシンビン。

リプレー見ても故意ではなかったと思いますが、あのプレーがなかったらトライ取れてたって判断だったんでしょう。

あれだけディフェンスに追われるハイランダーズを見るのは今シーズン初めてで、今シーズン初のニュージーランド勢との試合となったライオンズの充実ぶりが改めて証明された試合だったようにと思います。

 

もう1試合はニュージーランド対決。

クルセイダーズVSチーフス

クルセイダーズディフェンスの勝利という感じでした。

前半のティム・ナナイ・ウィリアムスのトライがTMOの結果ノートライになったのがチーフスには痛かった・・・

とはいえ、クルセイダーズのディフェンスに対して、攻め手を見いだせなかった上に、時間とともにミスが出だしてしまってました。

相手のミスをしっかり得点に結びつけたクルセイダーズの順当勝ち。

チーフスファンとしては残念な結果になりました。

 

さあ、いよいよファイナルです。

ホームで戦えるライオンズが悲願なるか!?

クルセイダーズの復活優勝なるか!?

 

スーパーラグビーセミファイナル

残すところ今週のセミファイナルと、来週のファイナルの3試合となりました。

明日のセミファイナルは

ライオンズVSハリケーンズ

クルセイダーズVSチーフス

勝ち点の上位4チームが揃ったという意味では順当なのかもしれないですが、オーストラリア勢を中心に他のチームが残念すぎただけなのかもしれません。

とはいえ、面白い2試合です。

 

ライオンズは今シーズンニュージーランド勢との対戦がありませんでしたので、ニュージーランド勢相手にどんな試合をするのか?

昨シーズンはプレイオフも含めてニュージーランド勢との試合は8試合で4勝4敗。

特別苦手にしている感じではありません。

特にプレイオフではクルセイダーズハイランダーズに連勝してファイナルまで進んでます。

 

昨シーズンのファイナルで負けたハリケーンズとの対戦はアタックに自信を持つチーム同士(今シーズンの得点1位と2位のチームです)ですので、クォーターファイナルで不調だったライオンズのヤンチースとオールブラックスでも10番のバレットの両スタンドオフの出来が勝敗に直結するような気がします。

 

もうひと試合はクルセイダーズVSチーフス

今シーズンは13節に対戦していてその時はトライ数ではチーフスが上回ったものの試合は7点差でクルセイダーズがものにしています。

時間の経過とともにクルセイダーズの術中に嵌っていった印象でした。

消耗戦になりそうな感じはしてますが、ワンプレーで状況を打開できるBKが両チームにいるんで、試合を通じて集中力を高いレベルで維持できた方が勝つんじゃないかと思ってます。

 

個人的にはチーフスに勝って欲しい・・・

クルーデン、カーバロー、ロー、リーチが来季は抜けるので、ガラッとチームが変わりそうなだけにこのチームで優勝してほしいのです・・・