スポーツ(ほぼラグビー)雑記

好きなスポーツ(特にラグビー)について思う事

トップリーグ2017-18シーズン大会方式決定

来シーズンのトップリーグ等のフォーマットが決定しました。

なんかもやっとします。

まず、分かりずらい。

数年前にも似たような方式がありましたが、今回違うのは野球でいうところの交流戦みたいなのが加わってます。ただ、違うカンファレンスのチームとの対戦は8チーム中6チーム。

てことは、同じカンファレンス内でも対戦相手がチームによって変わるのにその中で順位が決まる変な仕組みです。

毎年のようにフォーマットが変わる中、なんでこんなフォーマットにしたのでしょう・・・

協会の中に中期、長期で日本のラグビーを考えてる人がいるんだろうか疑問に思ってしまいます。

 

サンウルブズ、日本代表選手の試合数過多の問題や、SR参入後のスケジュールの問題などから今回の変更なんでしょうけど、2016年からのSR参入が決まったのは2014年11月。当然参入への意思表示はもっと前からなんで、その間に参入が決まった場合どうスーパーラグビーのフォーマットに対応するのかは考えておかなければいけない事だったと思います。

トップ選手の試合数が多くなって、スケジュールがタイトになることは、SRに参加してみないと分かんない事だったのではなくて、SR参入を目指す段階で分かってたことなんです。

全てが後手後手で、結果その場しのぎの対応に終始してる気がしてなりません。

 

僕個人としては、まずはトップリーグのチーム数を削減する。16チームは多すぎる気がしてます。

これだけ多いと大味で一方的な試合がどうしても増えてしまいます。

極端ですが、8チームでのホーム&アウェイでの各チーム全14戦の方が僕は見たいのです。で、残りの8チームと来シーズンから始まるトップチャレンジリーグ8チームを統合して、全16チームで総当たりのリーグ戦、それぞれの下位、上位2チームが自動入れ替え。

というのはいかがでしょう?(あ、そうすると東芝が下のリーグになっちゃいますが・・・)

 

これだと、最上位リーグは同じチームと2回対戦するので、1巡目に負けたチームが2巡目でどう対応して勝とうとするのか?、で、下位2チームを自動降格にすることで捨て試合が少なくなります。

下位リーグも実力が拮抗した中での試合が多くなります。トップチャレンジリーグ組もこれまでのトップイーストトップウエストでの試合のような楽な試合は減って、白熱した試合が多くなるでしょう

 

今年のカレンダー見ても、最上位リーグは全14戦なんで、8月最終週末(26,27日)を第1節、10月21、22日の第9節にしてウィンドウマンス、12月2,3日から第10節で再開。12月30,31最終節。年内終了。

サンウルブズ、日本代表以外の選手は試合数が減ることも考えられるので、ウィンドウマンスと1,2月で別大会を作ってみるとか。

ネクストスターが生まれて、再開後のリーグの刺激にもなるかもしれないですし、チーム内競争も図れるんじゃないかと思います。

 

好き勝手な事書いてますが、前回も書いたように、1ファンとしてはすべてのカテゴリーのラグビーを楽しみたいのです‼

 

 

 

 

ラグビー日本選手権大学枠撤廃決定。

先週18日に正式に来季の日本選手権から大学枠が撤廃が決まりました。

賛否両論あるなか21日に帝京大学トップリーグチャンピオンのサントリーに挑戦。

試合は見れてないので、結果やニュースでみると帝京大学の大健闘だったのではないでしょうか?

サントリーのラインナップもトップリーグから数人の変更はありましたが、そこまで戦力を落としていたとも思えない中、前半は同点。

大学枠を残してもいいんじゃないかという意見もこれだけ見れば理解できなくもないので、大学生が社会人と対戦する機会を残すとしたらという観点で考えてみたいと思います。

大学枠撤廃は決定したということなので、なかなか厳しいと思いますが、一発逆転を狙うとすれば・・・

 

"大学ラグビーのカレンダーを前倒ししてみる。"

 

大学ラグビーには固定の対戦スケジュールが2つあります。

11月23日の早慶戦と12月1週目末の早明戦です。

このスケジュールを変更して大学選手権を年内に終了させると、年内にリーグ戦を終わらせて、年明けにプレーオフ兼日本選手権を想定しているというトップリーグに合わせられることになります。

OB会を含めた発言力が強い伝統校が絡んでるカードなんで、そんな簡単に変更できんのかなとも思いますが、検討の余地ありではないでしょうか?

で、そんならいっそのこと関東の対抗戦とリーグ戦を統合してみるのはいかがでしょうか?

それぞれの上位4校を1部リーグ、それ以下を2部リーグに再編です‼

春シーズンにやってるようなことですが、例えば春はどっぷり学生とトップリーグ勢のオープン戦にしてみるとか。

トップリーグ勢はなかなか試合経験を積めない若手や新人、怪我明けの選手のアピールの場にもなるでしょう。

 

で、仮に今シーズンの成績で1部を組んでみると

1部は帝京、早稲田、明治、慶応、東海、流経、大東大、中央になります。

(筑波は2部になっちゃいます・・・)

ただ、1節から7節まで魅力的なカード満載で、対抗戦とリーグ戦に分けてるよりも統合したリーグの方が価値がありそうですし、観客も増えそうな気がします。

 

まぁ、僕で考えられるような事ですから、協会の方々はもっといろんな議論を重ねた上で今回の決定に至ったのでしょう。

 

1ファンとしては、

強いサンウルブズも見たい‼ 

強い代表もっと見たい‼ 

でもって、国内の各カテゴリーも楽しみたい‼

のです。

 

 

トップリーグ終了、そして今後は・・・

トップリーグ終了‼

サントリー全勝優勝‼

開幕前にこの結果を予想できた人は少なかったでしょう。

そしてMVP中靍選手。

中靍選手には失礼ですが、専門家でも予想できた人は皆無だったのでは!?

ただ、こういった予想を覆す結果が生まれるという事は、各チーム、選手のクオリティが上がってきている証拠(ベスト15に初選出が9名も含め)だとも思いますので、ラグビー界には喜ばしいことなんだと思います。

で、今週末から日本選手権。

来年から大学チームの参加はないという報道もありますので、これが大学生も含めた最後のフォーマットになるのでしょう。

これについては賛否ありますが、最終的にどうなるにせよ、これを機に大学チームが参加する、しないではなく、大局的に今後の日本ラグビー界の進むべき方向性を示してほしいなと思います。

 

僕の希望としては、W杯でいかに勝負するかという点を全ての議論のスタートにしてほしい。

そのために優先順位をどうするのか?

SR、トップリーグ大学ラグビーをどう編成するのか?

W杯を目標とするのであれば、SRは大事なシリーズでしょう。

SRが毎年2月下旬にスタートしてプレーオフファイナルが8月頭なことを考えると、日本国内の試合は1月まで引っ張りたくはない。けど、トップリーグの現状のチーム数では開幕も早められない。大学ラグビー早慶明戦のカレンダーが固定されている現状では例年大学選手権の決勝が1月2週目あたりになる(今年は1月8日)スケジュールは変更できそうもない。

そうなるとSRを基準に年間のカレンダーを組むとなると大学生が日本選手権に参加する、しないではなく、根本的に日本のラグビーカレンダーを変更しないといけないのかもしれない。

 

僕自身はそもそも日本選手権は必要ないと思っている人間です(トップリーグチャンピオンにもっと権威を持たせるべきだと思ってます)ので、日本選手権をやめてトップリーグを年内に終わらせてもいいんじゃないか、そのためにトップリーグのチームを減らして、トップリーグを2部制にしてもいいんじゃないかとも思っています。

 

いずれにせよ、サンウルブズにも参加するトップ選手の試合数過多は早急にどうにかしないと怪我や心身のコンディション問題に直結するので、昨秋の日本代表選出の際に垣間見えた選手任せではなく、協会がしっかりビジョンを示してほしいなと思います。

 

各カテゴリーの関係者や、ファンが全員納得できる答えは見つからないでしょうけど、1ファンとしては、どんな形になるにせよ、日本ラグビーの目指すものを明確に示してほしいなと思います。

 

 

遅ればせながらトップリーグ第4節

遅ればせながら録画して観れてなかったヤマハVS東芝を観戦。

どっちが勝つにしても僅差での勝利になるかと思いきや、東芝をノートライに押さえてのヤマハの圧勝。

スクラムに関しては、試合序盤はどっちもプライドを前面に出していい勝負。

ただ、ブレイクダウンや球際の反応はヤマハの方が前半からちょっと上回ったかなという印象。

9,10番のところでのゲームメイキングはヤマハがうまくコントロールして、FWを前に出すところ、BKで勝負するところの判断が良かったように思う。

特に矢富はシーズン入ってから好調をキープしてるし、太田尾もグランドを俯瞰してるかのようにスペースをうまく見つけてチームを前に出して勢いを作ってるように思う。

逆に東芝ラグビーをさせてもらえなかった印象。

スクラムも時間の経過とともに押し込まれるようになり、選手が入れ替わってかららは完全にコントロールできてなかった・・・

メッサム、リーチ、徳永の強力な第三列も後手後手だったので、打つ手なしって感じでした。

 

それにしてもヤマハの充実ぶりが際立った試合でした。

選手が入れ替わっても質が落ちない。

去年までは選手層が薄い印象があったけど、その不安もかなり解消されてるのはこの先明るい材料かな。

FBのファンデンヒーファーも五郎丸不在を感じさせないどころか、総合力では五郎丸より上なんじゃないかなと思えるし。

ただ、シーズン前に大西将太郎が何かの座談会で話てたように、このチームが優勝争いできる条件は矢富と太田尾が怪我をしない事だと思う。

去年の1,2位チームを序盤で破った勢いがどこまで続くのか楽しみでもあります。

トップリーグ第二節

トップリーグ第2節

録りっぱなしだった第2節の試合をようやく見れました。

まずは

キャノンVSヤマハ

お互いにこだわりのスクラムを持つ両チーム。開始からヤマハが圧倒してたんで勝負あったかと思ったら、前半途中からキャノンフォワードが盛り返して面白くなってた。

おまけにヤマハラインアウトがずっと不安定。

自慢のセットプレイでいいボールが出てこないどころかターンオーバーの連続。

スタッツだけ見たらキャノンが勝っててもおかしくない試合でした。

まぁ、お互いミスも多かった中で決定力の差が出たのかなと思いました。

マレ・サウの代わりにでたタヒトゥアも持てばゲインラインを突破して起点になってましたし、ファンデンヒーファーも派手さはないけど、慣れてくればもっと良くなりそう。

 

で、次に見たのが

神戸製鋼VSパナソニック

神戸製鋼に元気がない・・・

開幕したばっかりなのに、シーズン終盤で疲れ切ってるかのような感じでした。

トライが取れそうな雰囲気が一切なくて、もうちょっと面白い試合になるかと思ってましたが拍子抜けでした。

反対に開幕戦でヤマハに負けたパナソニックは攻守で圧倒。

ヤマハ戦では無難な感じだった山沢も自分で仕掛けたりする場面もあり、開幕戦同様高いレベルで安定してるバーンスがセンターで存在感を出しまくりでした。

山沢以外にも新人を使いながら勝つことで、新人はどんどん自信をもってプレーできるようになるだろうし、まだ出てない15人制と7人制で代表の福岡やラグビーチャンピオンシップ後に合流するポーコックにベテラン組が控えてると思うと、シーズンが進めば進むほど勝てるチームがいなくなるような気がします。

 

で、個人的に注目してた兄弟対決

東芝VSNEC

開幕戦のラインナップを見た時に驚いたのが東芝スタンドオフが森田ではなく田村だったことでした。

開幕戦は緊張した様子もなく、良い判断で広いインゴールにショートパントを蹴ってトライを演出してりで、これは第二節も先発かなと思ってましたが、やっぱり兄弟対決が実現。

チーム力はやっぱり東芝の方が上だと思いますが、NECも田村、茂野を始め、細田や村田など、代表やサンウルブズのメンバーがいたり、昨シーズンは序盤に怪我をしたヒギンボッサムもいるので僅差の試合を予想してました。

結果はやっぱり東芝

リーチ、メッサムだけでなく、7人制代表の徳永を含めた第3列の存在感が凄すぎます。で、センターにはカフイがどっしり構えてるので、もし東芝ファンなら安心して見てられます。

昔から大好きなコーリー・ジェーンも見れたし(チームにフィットするにはまだ時間がかかりそうでしたが・・・)、今度は会場に行って見てみたい。

期待してた兄弟対決はチームの勢いがそのまま出た感じでした。

兄にはなかなか生きたボールが出てこず・・・

弟はチームの勢いに引っ張られるように前に出てました。

NECは茂野と田村の出来がチームの勝敗を左右することが多くなるかと思うので、今後に期待です。

 

テレビで見ていて思ったのですが、スターティングメンバー、サブメンバー紹介の時にもうちょっと工夫してほしいかなと・・・

トップリーグのキャップ数や、日本代表、スーパーラグビーのキャップ数を表示してほしいのと、他国、他地域のリーグを経由している外国籍選手の場合は所属歴と所属したリーグのキャップ数や各国代表キャップ数を出してほしい。

出身高校や出身大学を教えてもらっても何の興味にも結び付かない・・・

トップリーグ開幕‼

今日ラグビートップリーグが開幕しました‼

東京での開幕戦は秩父宮

会社から歩いて5分くらいなんで、仕事中断して行ってきました。

パナソニックVSヤマハ

いいカードです。

パナソニックは同じ実力のチームが2チーム編成できそうなくらい充実した戦力を誇り、対照的にヤマハは五郎丸選手も抜け有名選手はそう多くない。

とはいえ清宮監督や長谷川コーチらに鍛えられた、戦えるメンバーが揃った好チーム。

個人的にはヤマハを応援してますが、いきなり先発メンバーに入ってきたパナソニック山沢選手にも注目してました。

面白い試合でした。

拘りのスクラムで圧倒したヤマハ

ミッドフィールドでチームを動かし続けたベーリック・バーンス選手。

山田選手はさすがの2トライ。

トップリーグのセンターで一番小さいんじゃないかと思うヤマハ宮澤選手が巨漢ナイヤラボロ選手にタックルに入る姿は感動すら覚えました。

開幕戦なので、大味な試合になるのかなとも思ってましたが、白熱した好ゲームでした。

 

今年からJ sportsは全試合放送‼

せっかくですからスーパーラグビーの時みたいにトライや得点だけじゃなく、ランメーターやターンオーバーの数など、いろんな項目で個人のスタッツランキングを出してもらえればと思います。

 

先週からは南半球の国別対抗戦も始まっていてラグビー好きにとっては待ち遠しい週末が続きます。

30年以上前から冬の早慶明戦の中継を欠かさず観てた者としては、こんな時代が来るなんてありがた過ぎます。

サンウルブズvsブルズ

こないだの土曜深夜にブルズ戦。

 

相手はプレイオフに向けて負けられない、というか、ボーナスポイントを取った上での勝利が必須なだけに、スタートから攻められる展開が続くんだろうな~との予想通り、開始からしばらくは自陣から出れない・・・

後は、先週のワラタス戦を見てるような展開。

ボールを持っても、攻め手がない、フェーズは重ねてもゲインできない。

そんな展開の中でミスからあっさりトライを取られる。

 

スタッツみても、

ランメーターがサンウルブズ(SW)390mに対してブルズ(B)660m

タックルに入った回数がほぼ同じ(SW128に対してB132)中で、ミスタックルはSW(34)、B(16)。ターンオーバーもSW(6)に対してB(10)。

ポゼッションはちょっと上回ってたものの、内訳みると、ボール保持時においても自陣から出れてないことが分かる。

パス、ボールキャリーの回数もブルズよりも多いのに、得点はPGの3点のみ。

守備が崩壊した上に攻め手も見いだせなかったということなんでしょう。

大敗したのだから、こんなスタッツになるのは当然ですが、改めて負けるべくして負けた試合なんだなと思う。

 

スプリングボクスHCからは

「SRのレベルにない」と言われてしまう始末。

まぁ、それに関しては反論のしようがないくらいの成績ですが、そもそも、参入初年度からそうそう勝てないだろうとも思ってもいましたし、悔しいながらもある程度のスパンで判断しないとなとも思う。

実際、去年のW杯で4位になったメンバーを多く擁して今シーズンから参入したジャガーズも、シーズンが始まる前は台風の目くらいに言われてたのに現在まで3勝。

オーストラリアのレベルズ(2011年参入)、南アフリカのキングス(2013年参入)も初年度は3勝。

それだけ厳しいリーグなんだと思う。

けど、もどかしい・・・

 

で、今週末は最終戦vsシャークス

これまた負ければプレーオフ進出がなくなる可能性がある相手なので、厳しい戦いになるのは間違いないのでしょう。

ただ。サンウルルブズには負けて失うものがないのだから、覚悟決めて攻めの姿勢を貫いてほしいなと思う。