サンウルブズ・・・
今期のスーパーラグビーが始まって、サンウルブズは2試合で2敗。
対ブランビーズが25-32
対レベルズが17-37
今シーズンはトップ5という現実的ではない目標を掲げ、それに伴いなのか、スコッドにも多くの外国籍選手が含まれるようになりました。
実際、開幕戦では先発メンバーの半分以上が、今シーズンからのサンウルブズメンバーでした。
毎年コロコロ変わるメンバー、方針の見えない選考、そもそもスーパーラグビー参入は日本代表の強化が大きな目標だったんじゃないんでしょうか・・・
この方針が変わっていないのであれば、このスコッドの多くが来年のW杯のスコッドに入るのでしょうか・・・
正直言って、参入初年度からシーズンを重ねるごとにサンウルブズへの興味は薄くなってます。
参入する以上は勝たないといけないのはよく分かりますが、そのために目標がブレているように思えてなりません。
極端な話、W杯での勝つことを目標に、ほぼ日本代表くらいのスコッドで戦って全敗の方が現状よりは応援できる気がします。
ずっと書いてきてますが、ジャガーズ、アルゼンチン代表みたいな関係性を構築するのは日本のラグビー界では無理なんでしょうか?
ここにきてファンとの温度差も気になります。
秩父宮に足を運んでもらうためにいろんな仕掛けをしているのは理解はできますが、ファンの足を向けさせることができているようには思えません。
言い方悪いですが、JSRの内輪の盛り上がりはラグビーファンを引き付けているのでしょうか?
報道を見ると、昨シーズンの秩父宮開催3試合の観客は平均13,000人弱。一昨年の1試合平均17,000人強から20%以上、数にして4,000人以上落としてます。
そして、今シーズンはというと開幕戦こそ14,000人を超えましたが、先週の試合では11,000人ちょっとまで下がってます。
理想を掲げるのは自由ですが、まずはサンウルブズ、日本ラグビーの立ち位置を冷静に見極めて、ファンも一体となって見れる夢、理想を掲げてほしいなと思います。
昨シーズンのレギュラーシーズンでの5位だったのはHiglandersで11勝してます。
参入から先週までの通算成績で勝率が1割にも満たない(32試合3勝)チームが掲げる今季の目標がトップ5と言われても、ただただ、無表情になってしまいます・・・
いろいろと思えば思うほど、毎試合体張って、試合後のファンサービスを頑張ってる選手たちが可哀そうでなりません。