スーパーラグビー第13節サンウルブズVSシャークス
もう終盤戦になりました。
今節は13節。
シンガポールでのシャークス戦です。
シャークスはここまで7勝1分3敗のアフリカ2カンファレンス2位。
プレーオフを争うジャガーズとの差が9ポイントで、両チーム残り4試合。
シャークスがストーマーズ、ライオンズとの試合を残すのに比べ、ジャガーズはキングスと不調のオーストラリア勢なので、この試合はきっちりBP取って勝ちたいところでしょう。
で、試合ですが・・・
南アフリカのチームとの試合はいつも似た感じになってしまいます。
ゴリゴリにフォワードの力勝負を挑まれて、密集周辺で相手を止められず簡単にゲインラインを切られてしまいます。
モールに至っては相手のやりたい放題です・・・
人数はいるのにファーストタックラーがなかなか止められないので、フェーズを重ねられるとボール周辺に人が集まらざるを得ない感じです。
ミスも多かったですし、何だかな~って感じで見てました。
キックチェイスも全くと言っていいほど相手へのプレッシャーになってないので、相手にチャンスを与えてしまってます。
アンストラクチャーの局面を作ってリアクションで勝負したい筈なのに、自分たちが作ったアンストラクチャーの局面で自分たちが混乱してしまうのなら、戦術としてどうなのかと・・・
内容は良くなかったですが、相手のミスもあって終盤までは点差はあんまり離れずに点数上はサンウルブズにもチャンスがある状態で試合は進んでましたが、終盤以降でトライを重ねられ、終わってみればシャークスはBP獲得。
サンウルブズはバックスリーがボールを持てば前に出れてただけに、ボールを早く動かしてワイドに展開したかったですが、フォワードのところで仕事量、運動量ともに劣勢だったので、ボールが出ても相手の方が人数が多い状況になってしまってました。
NZ、アルゼンチン遠征は勝てなかったけど、遠征中は週を追うごとにチーム力が上がってるのが見て取れたのですが、メンバーもかなり変わってしまっていて、これじゃ、また遠征前のチームに戻ってる印象。
怪我とかあったんだと思いますが、あの流れのメンバーでシャークス戦を見たかったなというのが正直なところです。
来節は秩父宮に戻ってきます。相手は今シーズンまだ2勝で、4連敗中のチーターズ。
相手にBP与えずに勝てば順位も入れ替わる試合です。
ここでしっかり勝利して日本代表にいい流れを作ってほしいですね。