スポーツ(ほぼラグビー)雑記

好きなスポーツ(特にラグビー)について思う事

スーパーラグビー第5節サンウルブズVSストーマーズ

4連敗のサンウルブズが3連勝のストーマーズをシンガポールに迎えての第5節。

ストーマーズはデュトイ、エツべスの両スプリングボクスLOが休養。ここまで走りまくってたFBマレーも休養。

サンウルブズはウイングの中靏が休養でスタンドオフを代えてきました。

まずは試合の入りに注目です。

多少のミスはあったものの、キックチャージからボールを奪って展開。順目にボールを運ぶことが多かったですが、このアタックではカーペンターがアングルチェンジして相手のラインの隙間に入りました。

この後も初先発の小倉がサンウルブズのアタックラインを前に出してうまくコントロールして前半で3トライ。24-20で前半を折り返し。

おそらく、前半はリード、もしくは僅差でというプランだったと思うので、サンウルブズにとっては絶好の折り返しだったでしょう。

後半も最初にスコアしたのはサンウルブズでした。

いや~、この段階で、今シーズン初めて勝てるんじゃないかって気にさせてくれました。

ただ、ここからストーマーズの現実的な試合運びが始まりました。

主力を負担のかかる遠征から外したストーマーズはどんな内容でも負けなければいい、目的はただ勝つだけ。

サンウルブズの空いたスペースに判断良くキックでボールを運びだします。で、サンウルブズサイドに入るとサンウルブズの弱点になりつつある密集サイドのディフェンスの脆さをとことん突いてきました。

フィジカルの戦いになるとどうしても後手に回ってしまいますね。

僕の希望はあっという間に霞んでしまいました。

 

まぁ、スタッツ見ると順当な敗北でしたが・・・

ポゼッションは35%-65%

プレーエリアも自陣22m内が40%を超えてました。

 

相手陣にいる時間をいかに増やすかが現実的なテーマとなるんじゃないでしょうか?

今シーズンは自陣からでもキックを多用してアンストラクチャーな状況を作ろうとしてるんでしょうけど、アンストラクチャーな状況になるのは自分たちも同じことで、キック自体の正確性の問題、キックチェイスの拙さや、タックルミスの多さなどを考えると自分たちが作ったアンストラクチャーな状況に個々の判断が追い付いてないように思えてなりません。

続けていく事で状況は良くなっていくんでしょうけど、ファンはいつまで我慢できるのか・・・

次はbyeウィーク明けのVSブルズ@秩父宮です。