スーパーラグビー参加チーム削減か?
スーパーラグビーが来季から2チーム減の16チームに再編される可能性があるという記事を昨日見つけました。
「レベルが低下した」など18チーム体制への批判、不満が各国にあるようです。
確かに昨年はニュージーランド勢が圧倒的な強さを見せました。
ニュージーランドカンファレンス最下位のブルーズですら勝ち越して39ポイント。
プレーオフ進出8チームの内4チーム、ベスト4の内3チームはニュージーランド勢でした。
昨シーズンからの再編でアルゼンチン、日本、シンガポールへの遠征が増え、北半球は季節も逆ですので、選手には相当の負担になっているでしょう。
アルゼンチン代表を母体としたジャガーズは期待されながらも4勝止まり(参入初年度としては合格点だと思いますが)。
で、キングズ、サンウルブズはそれぞれ2勝、1勝でカンファレンス最下位。
得失点差もこの2チームが突出していて、サンウルブズは1試合平均22点、キングズは26点マイナスなんで、多くの試合で大差で負けているという事です。
となると、各チーム、各国協会がチーム数を削減したくなる気持ちも良く分かります。
レベルの拮抗した試合が増えるのはいいかもしれないですが、そうでないなら長距離移動は少ない方がいいし、試合数も少なくしたいでしょう。
サンウルブズは参入時に2020年までの契約をしてると報道がありましたので、すぐに削減の対象にはならないとは思いますが、逆にいうと2021年以降は何の保証もないという事です。
そこまでにしっかりとした運営、チームの競技力向上、そして財政面での貢献ができないようであれば削減の対象にもなり得るということだと思います。
試用期間は今のシーズン入れて4シーズンしかないと思うのですが、ジャパンSRさん大丈夫なんでしょうか・・・
参入時からの動きを見てても、運営サイドに5年のスパンで考えてる人がいるように思えない・・・