ラグビー選手の不祥事
残念なニュースが出てしまいました。
トップリーグを2連覇で終えたばかりのサントリーサンゴリアスのジョージ・スミス選手が強盗致傷容疑で12月31日午前に逮捕されていたというもの、本人は否認してると書いてましたが、酒に酔ったうえでの現行犯逮捕という事でどうしようもありません。
やっぱり不思議に思うのが、昨年末に逮捕されているのに、2週間以上経った17日に公表。
発表が遅れた理由が、本人が否認してるという事で不確実な状態での公表を避けたといった事が書かれてました。
とはいえ、現行犯逮捕。
チームや協会が逮捕されたことを把握した段階で、その事実をすみやかに発表すべきだったのでは・・・
そこで、今回のように、逮捕はされたが、本人が否認してるので、捜査の推移を注視したい的な事を発表してれば良かったのかなとも思います。
時期が時期だけに、トップリーグが終了するのを待っていた、いわゆる隠蔽と思われても仕方ありません。
まぁ、事なかれ主義の協会らしい対応と言えばそれまでですが、このご時世で先延ばしにすることでのデメリットを誰も想定できなかったのだとすればどうしようもないですね。
10年近く前、東芝ブレイブルーパスの選手が窃盗で逮捕、その直後に別の選手がドーピング検査で大麻の反応が出て、その後の日本選手権を辞退。窃盗で逮捕された選手はチームからは解雇、協会からは無期限の出場資格停止という処分を受けました。ドーピングに引っかかった選手も同様の処分が下ってます。
お酒を商売にしてる企業チームの選手がお酒に飲まれて強盗致傷。
それを隠蔽したと思われても仕方ない行動で、その間にチームはトップリーグ連覇。
で、結局逮捕から2週間以上経っての発表。
個人のしたことがチーム全体の責任になってしまうことはどうなんだろうと思わなくもないですが、さて、今回の事件に対してチーム、協会はどんな処分を下すことになるのでしょう。