トップリーグオフィシャルサイト"薫田強化委員長に聞く今シーズンの見どころ②"を読んで
やっぱり、もやもやが晴れない・・・
このインタビュー①、②を読んで、この人には、日本代表チーム15人制強化委員長という当事者意識はないんだなと思うと、このもやもやも多少腑に落ちます。
アイルランド戦でのトンプソン・ルークを例に出してますが、僕は、アイルランド代表との試合にスコッドに入っていなかったトンプソン・ルークを急遽招集したのは、けが人が多かった事情を考えても強化的には後退だったと思ってます。
トンプソン・ルークが素晴らしい選手であることは言わずもがなですが、2019年W杯に向けて日本代表が目指すチームにトンプソン・ルークが必要だったのであれば、年齢なんて関係なくスコッドに入れておかなければいけないと思いますし、そうでなければ、バックアップになりえる若手にチャンスを与えるべきだと思ってました。W杯の本番で同じような状況になったなら、トンプソン・ルークを招集することには理解ができますが、先を見据えた強化試合でのあの招集には行き当たりばったり感しかなかったです。
代表スタッフに明確なチーム像がなかったのかなと思ってました。
後半に触れている、スーパーラグビーに参入して以降、課題となっている主力選手の試合数増によるコンディション問題に関しても、「年間を通してのウェルフェアを選手自身でも考える必要がある時代になっている。必要に応じて個々のプログラムを組んでもらう。」と発言してます。
ですが、昨年秋の代表選考で、選手自身が自分のコンディションを考えて辞退をしたときに、"来ないというなら2度と呼ばないし、基本的に今後もない。"と発言したとの報道(下のリンクがその時の記事です)がありました。
辻褄があいませんし、今回の発言と真逆すぎて、同じ人の発言とは思えない・・・
やっぱり、もやもやが止まりません・・・