スーパーラグビー再編で思う事
先日南アフリカからの削減2チームが発表になりましたが、オーストラリアからの削減チームも発表されました。
オーストラリアカンファレンスからはウエスタンフォースが削減とのこと。
これでオーストラリアカンファレンスのチームはブランビーズ(キャンベラ)、ワラターズ(シドニー)、レッズ(ブリスベン)、レベルズ(ブリスベン)とすべて東部のチームとなります。
オーストラリアカンファレンスは、各チームの成績も奮わず、観客動員にも苦戦してた訳ですが、ARUの説明では財政的理由が主だと・・・
とはいえ、地元の鉱業で財をなした人がスポンサーに就くとの報道もありましたし、ARUとも契約済で、テレビ放映権も契約済となると、ウエスタンフォースサイドも黙って受け入れられる状況ではないでしょう。
チームの母体となるRugbyWAもホームページに声明を出してます。
本当に訴訟にまで発展してしまうのでしょうか?
チーターズ、キングスが削減となった時にも書きましたが、契約期間中であろうが容赦ありません。
拡大してみたら各チームの戦力差に開きがですぎて、スーパーラグビー全体の価値が下がったから、今度は削減ですって感じのSANZAARという組織のだらしなさも酷いもんですが、スーパーラグビーを魅力的なコンテンツにするために必死です。
ほんと、明日は我が身です。
SANZAARという組織にも入れてないJSRは当然発言力も皆無でしょうから、2020年まで残ってる契約が満了できるかどうかもそうですが、契約終了後の継続参戦に向けて、競技力や運営、財政の面でSANZAARを納得させる結果を出さなければいけません。
参戦から2シーズン経ちましたが、相変わらず試行錯誤を重ねてるようにしか思えないJSRや日本ラグビー界に危機感があるのか疑問で仕方ありません・・・