ラグビーテストマッチ 日本VSルーマニア
テストマッチ月間に入りました。
各地でテストマッチが行われます。
日本はまず、ルーマニアとの試合でした。
正直日本代表にとっては勝利はしたものの、若干消化不良な感じだったんじゃないでしょうか?
この試合に意味を持たせられたのはルーマニア代表の方だったんじゃないかと。
リーチ、マフィ、ツイのスーパーラグビーの南半球のチームで活躍する選手が合流してもモールや、FWの力勝負で挑まれた時の対応など、サンウルブズと同じ課題が見受けられたのと、相変らずラインアウトは不安定。スクラムも対応できなかったのはアイルランド戦に向けて不安要素でしかありません。
スーパーラグビーのチームより力が落ちるルーマニア代表を圧倒できなかったのは残念でなりません。
今回注目してたのはスーパーラグビーからの継続がどの程度なのかということでした。
戦術的にはキックを使いながら早い展開で大外までというアタック面では継続があったと思いますし、似たような課題が出たのは同じ方向に進んでいる結果かもしれません。
メンバー編成的には直近の試合メンバー23人中11人が今回もメンバーでした、サンウルブズには日本代表資格を持たない選手もいますし、大人数のスコッドを形成してるので、単純に比較はできないとは思いますが、日本代表と同日イングランド代表と34-38の接戦をしたアルゼンチン代表は23人中19人が同じメンバーでした。
サンウルブズもこういった比率を上げていかないといけないと思います。
この試合で戦力になりうると思わせた野口は再開後のスーパーラグビーに召集するべきだと思います。
今週末からアイルランド代表との2試合が待ってます。
主力が11名いないアイルランド代表には2試合とも勝たないいけないと思いますし、そうでない限りW杯でのベスト8という夢は夢のままで終わると思いますが、ルーマニア代表との試合を見る限り、厳しいのかなというのが切ないところです・・・