スーパーラグビー第4節ブルズVSサンウルブズ
3連敗で迎えた第4節。
南ア遠征2戦目です。
生中継後に書こうと思いましたが、冷静になろうとしばし放置。
主力クラスの怪我人が何人か戻ってきてるブルズとの対戦です。
サンウルブズはこの遠征で追加招集されて、前節途中出場したタウランギがアウトサイドセンターで先発。
幸先よくPGで先制。その後も自陣ゴール前でのモールにうまく対応したりしつつ頑張ってるなと思ったところで、マイボールスクラムからのミスであっさりブルズにトライを許しちゃいます。
キッカーに対して角度を付けたかったのかもしれませんが、そこまでサイドライン寄りでもなかったですし、キッカーのクリップスは左利きなんでスクラムから直接クリップスでキックでも問題ない場所だったと思うのですが、なぜあそこで回す必要があったのか疑問です。
時間が進むにつれてブルズのフィジカルが勝る場面が目立ち始めます。
それにしても解説陣・・・
「攻める時間を長くしないと・・・」
それは誰でも思うことです。
そのために何を継続して、何を代えるべきなのか具体的な事を聞きたいのです。
モールへのディフェンスがボールキャリアーに入れなかったところでモールに勢いがついてしまってます。松橋が詰めてタックルに入んないといけなかったんじゃないかと思います。そういう意味では判断ミスか・・・。もどかしい・・・
前半終了間際に江見のオフロードから福岡がトライ‼
前半終わって14-17
何度も現地のカメラにも抜かれてましたが、前節から江見がいいアクセントになってます。江見の活躍で松島が復帰した時のポジションを悩める状況ができたかと思います。
そして後半早々に相手のフランカーがハイタックルでレッドカード(厳しすぎるかと思いましたが・・・)。これでちょっと期待しちゃいました。
が、最初の得点はブルズのトライ。
ラックから1本のパスで密集サイドを割られます。
これも山路が隣とのあいだを空けすぎです。もうちょっと詰めてないと・・・
人はいるのに防げないのは何かミスがあるということだと思います。
相手は一人少ないはずなのに全くそのハンディは感じられません。
どんどんボールを動かして相手のディフェンスに隙間作って、そこを狙いたいところですが、ミスも重なって、逆に動かされてしまってました。
負けるにしても、せめてBPは取ってほしかったな~
一人一人の持つ能力では勝てない以上、組織としてどう戦うのか?
というのがサンウルブズのテーマだと思いますが、そうなると場面場面での選手の立ち位置や選手間の距離など、オフ・ザ・ボールでの動きを高めないと勝負にならないでしょうし、セットプレー、キックの精度など、自分たちでコントロールできるプレーの精度を高める必要があるかと思います。