スポーツ(ほぼラグビー)雑記

好きなスポーツ(特にラグビー)について思う事

Jリーグ放映権

黒船襲来といった感じなんでしょうか?

 

スカパーがJ1,J2を全試合生中継をしてましたが、今シーズンからイギリスの会社が運営する動画配信サービスが放映権を獲得したというニュースが昨年サッカーファンを中心に驚きをもって賑わしました。

 

なんとその額10年で2100億。

月額1750円(税抜)でJリーグだけでなく、サービス内のコンテンツ見放題。

こんな計算に意味あるとも思えませんが、年平均210億円、月平均17、5億円。

Jリーグだけで100万件の月額契約者をキープしないといけない計算になります。

 

日本ではスポーツナビくらいしかスポーツの定額動画サービスはなかった(僕が知らないだけかもしれないですが・・・)中での巨額契約ですから、話題性、ニュース性も含めて知名度はかなり広がったと思いますが、それにしてもすごい金額です。

契約が決まった時に出たニュースで「DAZN」のページを覗いた人もきっと多かったのでしょうし、契約者も増えたと思いますが、その数字が現段階で想定通りなのかどうなのか気になります。

 

で、取られた側のスカパーは去年の8月から6か月連続で契約件数が減少で、Jリーグ撤退報道以降10万件近くの契約者数減という情報が今日のニュースになってました。

 

Jリーグのバブル的人気が弾けた以降スカパーのJリーグへの貢献度は計り知れないですが、1年30億(報道によると)から7倍もの数字を提示されるとどうしようもないのでしょうか。

この放映権料を原資に増額される賞金で各チームの強化費も増えるでしょうし、選手にもファンにも不評だった資金確保のための2シーズン、プレーオフ制が廃止になり、1シーズン制に戻ったり、選手の移籍も活発化しだしてるのを見ると好影響なのかもしれません。

 

ただ、本当に2100億に見合ったコンテンツなのか不思議です。契約の細部は分かりませんが、10年の間に違約金を払えば解除可能とか、Jリーグサイドが一定の条件を満たせない場合、契約の見直し条項みたいなのが入っていないことを願うのみです。

  

サイトで調べてみる限り、使い勝手に関してはいい評価が得られてないみたいなんで、トップリーグとスーパーラグビーを見たいがためにJsportsを契約してる僕としては、トップリーグとスーパーラグビーがDAZN独占放送にならないことを願っております。