スポーツ(ほぼラグビー)雑記

好きなスポーツ(特にラグビー)について思う事

ラグビー日本代表VS世界選抜

今週末のワラビーズ戦を前に世界選抜との1戦。

世界選抜の方は、トップリーグで活躍する選手を中心にアドリアン・ストラウス、クワガ・スミスや、ビンス・アソなど、SRでも活躍する選手が選出されてました。

日本代表はノンキャップ組や若手を多く試したようなメンバー構成。

直前にディフェンスコーチを替えてたので、準備期間が短かったとはいえ、注目はどんなディフェンスをするのかでした。

世界選抜とはいえ、寄せ集めのチームにあそこまで点を取られるのはどうかなとは思いますが、相手からスペースと時間を奪おうとするディフェンスは未完成ながらも垣間見えました。

まぁ、リーチが試合後に答えているように課題だらけではあると思いますが、もう試行錯誤する時間はないので、信じて突き詰めていくしかないと思います。

 

今週のワラビーズ戦も楽しみですが、残念ながらフォラウが休養でスコッドから外れてしまいました。

とはいえ、豪華メンバーです。

新しい選手や、経験を積ませたい選手を出してくることも考えられるので、どんなメンバー構成になるのか分かりませんが、TRCでの試合を重ねての来日なので、間違いなく日本代表よりはチームの完成度は間違いなく高いと思います。

 

まだ戦い方が定まってるとは思えない日本代表がどこまで食い下がれるのか?

両代表の現状を考えると日本代表が勝つには材料が乏しすぎますが、ここで大敗して、また方針がブレることだけは避けてほしいなと思います。

この時期に・・・

ラグビー日本代表のディフェンスコーチが交代しました。

この時期にコーチを代える理由がどこにも報道されてないので、この交代劇の真意は分かりませんが、なぜこの時期なんでしょう。

ほんと協会のすることがよく分かりません。

JJがHCに就任した時に、W杯を見据えてコーチングスタッフも選定したんではないんでしょうか・・・

ただでさえ代表の強化期間は限られてるのに、もう2年しかないこの時期にコーチを代える=戦い方を変えるというのはどうなんでしょう・・・

もし代えるのであれば、日本代表にとって今年一番のターゲットである、オーストラリア、フランスとの試合の直前ではなく、アイルランドとの2試合で不甲斐ない試合をした後に代えておくべきだったように思います。

で、この秋のオーストラリア、フランスに大敗しようもんなら、またコーチを代えるんでしょうか?

 

日本代表はこんなラグビーをするんだという明確なヴィジョンを示して、それに向けて腹を括ってコーチング、セレクションをしてくれれば、負けても納得ができるんですが、今のままだと、試行錯誤を繰り返したままW杯を迎えそうで怖いです。

サンウルブズでも分かるように、フィジカルでは太刀打ちできない、判断力も劣るとなれば、どこまで自分たちのラグビーを突き詰められるかが勝負の鍵なのになと思うのは僕だけでしょうか・・・

トップリーグ改革

昨日、今日でトップリーグに関するニュースを二つ見ました。

日程に関するものと、チームの在り方といいますか、地域密着をという内容に関する二つです。

まず、日程に関して

まぁ、散々書いてきてるように遅すぎます。

望んで参加したスーパーラグビー、望んで開催するW杯。

どちらも参加してくれ、開催してくれと言われたものではなく、日本サイドの意思として参加し、開催するものなのに、なぜ、参戦2シーズン終了してから、W杯を2年後に控えるタイミングでこんな発表になるのでしょう。

"サンウルブズ、日本代表の強化へ"

みたいなこと書いてますが、このタイミングでのこんな発表で、本気で強化を目指しているというのであれば、せめてこのスケジュール変更をした上で、どう強化していくのか、具体的な強化の方針を示してほしかった・・・

 

2017年シーズンのサンウルブズのスコッドは計56人。資格の問題等あるにせよ、今日発表された日本代表に召集されたメンバーにはその中から19人。1/3という数字が多いかどうかは判断が分かれるとは思いますが、本当に腹くくって強化をするなら、せっかく強豪国チームとあれだけ試合を重ねられる機会なのに、低すぎる数字かなと思います。

 

で、もう一つの地域密着。

記事では、「各チームが地域に根ざして本拠地スタジアムを持つ形の新リーグに衣替えするプランを検討している」という内容でした。

こちらも今更感は強いですが、何を目指してるのか疑問です。

単純に観客動員を上げたいんでしょうか?

記事中には各チームがチケット販売等で独立採算ができる仕組みをとも書いてました。

プロ化に向けた動きという事なんでしょうか?

現状は、企業が母体のチームが多く、トップリーグの運営もプロを目指しているようには思えませんし、企業のサポートがなければ、今各チームに在籍してる海外からのスタープレーヤーの獲得もままならないでしょう。

日本人プレーヤーでも、引退後を考えれば企業の社員の方がいいという選手もたくさんいると思います。

 

プロ化を目指してという事でないなら、単純に地域に根差してファンを増やしたいという事なんだと思います。

ただ、プロでないなら、それは母体企業含めた各チームが考えればいいことであって、運営サイドが考えることは、そんな事ではないと思います。

現状のトップリーグのスケジュールを考えても、地域密着を多少なりとも考えてるとは思えないですし、むしろ、現状でも地域密着を考えて活動してるチームには活動しずらい状況を生んでいるようにも思えます。

地域密着を目指すということであれば、まずは、今の段階で地域としっかり活動しているチームからしっかりヒアリングして、活動しやすい環境を整備して、それらのチームにトップリーグロールモデルになってもらうことの方がいい気がします。

 

 もっと、これは‼ と思える改革にはならないのかな・・・

トップリーグ第8節ヤマハ発動機ジュビロvsNTTコミュニケーションズシャイニングアークス

観に行こうか迷いつつ、前の日が遅くなったので結局テレビ観戦でした。

36-10

結果だけみればヤマハの完勝といった感じです。

試合開始から10分弱で0-10となりましたが、しっかり前半のうちに逆転して後半を迎えられたのはさすがという感じでした。

復帰した堀江がしっかり前に出て、久しぶりに先発した大田尾も試合を作ってました。

そして、この試合ではヤマハスクラムの強さを見せつけた試合でもありました。

NTTコミュは試合中では対応しきれないほどの差があった感じです。

 

ただ、あれだけスクラムで圧倒的優位に立った割にはヤマハにとっては内容は乏しかったのかなとも思います。

堀江は復帰して2トライ、大田尾も久々の先発で試合を作ったし、タヒトゥア、サウの両センターも存在感十分。FWも圧倒した試合で、勝つべくして勝ったのは確かなんですが、開幕からの懸念のラインアウトが一向に改善されない・・・。良くなりそうな雰囲気もない・・・。

スクラムで圧倒して相手のペナルティを誘って、そこからのキックでエリアを獲得。

そこまではプラン通りでしょう。

そのラインアウトをキープしてトライまでという流れが、ラインアウトをキープできずに流れを失うケースが多すぎます。

ラインアウトがあの状態だと、せっかくのスクラムでの優位性を生かせてるとは言えません。

下位のチームにはそれでも勝てると思いますが、上位チームとの試合においては勝敗を分けるポイントになりそうです。

この先のスケジュールを見る限り、プレイオフには進めそうですが、その時までに改善できないとなかなか優勝は見えてこない気がしてます。

 

サンウルブズ新HC

先日、サンウルブズの来シーズンのHCが決定したとのニュースがありました。

sunwolves.or.jp

 

SR参戦の目的は 日本代表の強化と謳いながら、本当にその目標に向かえているのかと思わざるを得なかった参戦からの2シーズン。

遅きに逸した感はあるものの、ようやくその第一歩を踏み出したという感じでしょうか・・・

 

何度も書いてますが、この2シーズンが決して無駄だったとは思いませんが、日本代表の強化という意味においてはもったいない2年間だったなと思います。

SRの競技力、長距離遠征など、トップリーグでは経験できない貴重なコンペティションだったのに、試合ごとに大きく替わる招集メンバーに中途半端な戦術。

意味のある負け試合を作れてなかった気がしてなりませんでした。

 

アルゼンチン代表とジャガーズのような関係をなぜ日本では作れないのか?

という疑問がずっと頭から離れず、モヤモヤしてました。

こんな状態なら、チームで主力として活躍してるチーフスのリーチや、レベルズのマフィはサンウルブズに参加しない方がいいんじゃないかとも思ってました。

まぁ、マフィはレベルズと契約延長してしまいましたが・・・

 

もうこれ以上時間を無駄にしてほしくないので、W杯に期待が持てるセレクションをしてもらって、サンウルブズの先にしっかり日本代表が見えるような試合をしてほしいなと思います。

同時に5名のスコッドが発表されましたが、この時期に普通に入るだろうと思われるメンツを敢えて発表する意図は何だったんだろうと思ってしまいました。少なくともリーチが入ってればインパクトはあったと思うんですが・・・

サンウルブズのオフィシャルサイト

久しぶりにサンウルブズのサイトを覗いてみました。

シーズンオフなので、大した更新はないんだろうなと思っていましたが、ファンの興味を持続させるために努力してるんだなと思えるくらい更新してたんで、良い意味でちょっとびっくりしました。

その中に

"2017年シーズンの総括"

という興味深いコラムがあったので読んでみました。

サンウルブズのオフィシャルサイトがその中で行う総括がどんなものなのか非常に興味があったんですが、ライターの提灯記事みたいになってた上に、総括でもなんでもなかったんで、こちらにはがっかりでした。 

"シーズン総括"

というタイトルにするのであれば、しっかり"総括"していただきたい・・・

確かにブリッツはシーズン通してチームのMVP級の仕事はしていたでしょう。

ブリッツをテーマにコラムを書いたのであれば、この記事は楽しく読めたでしょうけど、総括がテーマでこの記事だと違和感たっぷりです。

誰かちゃんと総括してくれないかなぁ・・・

トップリーグ第5節キャノンイーグルスVSヤマハ発動機ジュビロ

両チームの現状がそのまま点差に表れたようなゲームでした。

キャノン21-69ヤマハ

特に前半は0-43・・・

 

田村やカークを獲得し開幕前は躍進が期待されていたキャノンですが、キープレーヤーの一人HOの庭井の怪我や、開幕直前でのHC交代など影響してるんでしょうか?

ヤマハ戦前まで1勝もできず・・・

この試合もキャノンファンのため息が大きく聞えてきそうな惨敗。

後半の頭にいい時間帯があったくらいで、オフェンス、ディフェンス共に後手後手になって、気が付けば前半だけで7トライを献上。

ヤマハのファーストアタッカーの堀江、フェキトアを分かっているのに止められない・・・

フェキトアのアタックを止められず、そこに人が寄ってしまうと、できたスペースを使われてしまう・・・

たまに攻めてもミスでボールを失う。

ヤマハと違って、アタックの際にゲインラインを越えてポイントを作れる選手がFW、BKにいないので、攻め手がないといった感じでした。

となれば、この点差も仕方ないのかも。

 

ヤマハは早々に選手を代えてベテランには休息を、若手には経験を与えることができましたし、この試合からの5連戦の頭をいい形で勝てたと思います。

キャノンはチームにまだ共通理解がなくて、ちょっとバラバラな感じがしました。

 

 

試合が終わって楽しみなのが、スタッツを見る事なんですが、トップリーグのホームページでも試合ごとのスタッツを出してほしい・・・

個人とチームごとの累積のスタッツは確認できるのだが、試合ごとはどっかで見れんのかな?

 

あと、トップリーグのホームページ内の日程、結果のページにリンクが貼られてるoptaで見れるラインナップで、キャノンの監督がいまだにGrant Bashfordと表示されとります。で、なぜ監督名だけ英語表記なのか謎です。

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