スポーツ(ほぼラグビー)雑記

好きなスポーツ(特にラグビー)について思う事

第4節ヤマハ発動機ジュビロVSリコーブラックラムズを観に行ってきました。

先週土曜日にヤマハ発動機ジュビロのホーム開幕戦VSリコーブラックラムズを観に行ってきました。

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トラックもないし、見やすくてほんと好きなスタジアムです。

お馴染みの大漁旗もたくさん風になびいてました。

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ヤマハは前節サントリー相手に悔しすぎる敗戦だったので、この試合はしっかり勝ちたいところです。

対するリコーは第2節でサントリーに負けたものの、開幕戦ではNTTコミュに勝ってますし、この試合も昨シーズンの上位チームを食いたい試合だったでしょう。

 

試合はリコーのディフェンスが良くて、ヤマハFWのアタックや、インサイドセンター、タヒトゥアのアタックをしっかり止めて、ターンオーバーも獲得できていたので、僅差で終わるかなと思って見てました。

ヤマハラインアウトから堀江が2つトライを取りましたが、開幕戦から不安定なラインアウトは、この日も成功率は73.3%・・・。

FWやセットプレイでしっかり優位にたって試合を進めたいであろうヤマハにとっては今後のアキレス腱になってしまうのかなと思われます。

リコーはFWがしっかりタックルに入って、序盤はスクラムも押せてましたし、ヤマハの勢いを受け止められていただけに、セットプレイから堀江に取られた2つのトライはもったいなかったなという印象です。

運動量のある若いFW第三列も好調そうでしたし、今後も楽しみなチームでした。

 

今週は試合がないので、各チーム開幕からの修正をできる時間が取れると思います。

チーム作りが順調に進んでるチームや、早くも軌道修正を迫られるチームなど、状態は様々だと思いますが、各カンファレンスに台風の目になるようなチームが出てくれば、もっと盛り上がるだろうなと思ってます。

 

 

SRチーム削減問題継続中・・・

オーストラリアのSRチーム削減問題が収まりそうにありません。

rugby-rp.com

先月11日にARUから削減チームがウェスタン・フォースになると発表があり、チームの母体となるRugbyWAが上訴するも、今月5日に却下。

それに対して、RugbyWAの怒りは収まらないといった感じです。

 

1996年に12チームでスタートしたSRは、こないだのシーズンまでに18チームに拡大したものの、リーグとしての競技力は低下してるように思えますし、スタジアムのガラガラな状況を見る限り、拡大したことがリーグの魅力をアップさせてるようには思えません。

そんな中でのチーム削減でした。

オーストラリアカンファレンスから1チーム、南アフリカカンファレンスから2チームですが、南アフリカカンファレンスから削減された2チーム、チーターズとキングスは早々に北半球のプロ12に参戦。すでにプロ14として新シーズンがスタートしてます。

オーストラリアカンファレンスからの削減チームに関しては、当初ARUから今年の4月に発表されるとのアナウンスから、ズレにズレて8月の発表になり、そこから対象となったウェスタン・フォース側が訴訟を起こしたという流れです。

ARUの慢性的な財政問題もあり、2020年まで契約が残っていようが容赦ないという感じです。

この問題がどう着地するのかは分かりませんが、来季のサンウルブズはこの揺れに揺れているオーストラリアカンファレンスに編入されます。

2017年シーズンはNZ勢に1勝もできなかったオーストラリア勢の不甲斐なさ以上に、サンウルブズは参入2シーズンで3勝しかできてないという惨状。

まだ契約が残っていようとも、財政的に貢献できようとも、オーストラリアのラグビーファン、マスコミを納得させられる数字を残さないといけないと思います。運営面においては合格なのかもしれませんが、競技力においてもSRにいる価値を証明できなければ、激しい批判にさらされる事になると思われます。

この2年間のJSRを見ていると、そこに期待するのは難しそうなので、日本でのW杯が終わった後も、SANZAARにとってアジアがまだ魅力ある市場であることを願うばかりです。

トップリーグ第3節サントリーサンゴリアスVSヤマハ発動機ジュビロを観に行ってきた

先週土曜日に行われたサントリーサンゴリアスVSヤマハ発動機ジュビロを観に行ってきました。

朝方は雨が降ってましたが、天気も良くなり、暑くもなく、絶好のラグビー日和。

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良い試合でした。

ヤマハFWの圧力にサントリースクラムは完全に崩されて、押し込まれる時間帯が多い中、サントリーは全員が同じ方向を向いているというか、チームのやりたいラグビーがきちんと落とし込まれてるなという印象でした。なので、あれだけFWを崩されても全体として大崩れはしないし、相手のちょっとしたミスをしっかりチャンスにできるのだと思います。

 

反対にヤマハは強いFWとファーストボールキャリアのマレ・サウの突破力を中心に攻めましたが、良い時間帯でのミスからターンオーバーを食らってしまっての逆転負け。前後半共にホーンがなった後にトライを取られたのは痛すぎます。

マレ・サウやボールキャリアがもう少し相手を巻き込んでから矢富、大田尾を中心に早い展開で伊東やファンデンフィーファーの突破力を生かしたいところでしたが、なかなかサントリーディフェンスを崩しきるところまではいけませんでした。

劇的な結末となりましたが、ヤマハは良い時間が多かっただけに、矢富のミスや、ラインアウトのミスなど、スコアしたい場面でのミスが痛かったかなと思いました。

 

やっぱり今シーズンもこの2チームはリーグを引っ張る存在だなと思いました。

それだけに、第3節という早い段階ではなく、もっとシーズン後半で見たいカードだなと思ってしまいました。

前にも書いたように、現トップリーグを1、2部に分けてもらって、ホーム&アウェイで各カード2試合にしてほしいと思わずにいられません。

トップリーグ第2節豊田自動織機シャトルズVSヤマハ発動機ジュビロを見て。

録画したまま見れてなかった織機VSヤマハをようやく見れました。

戦力充実のヤマハに織機がどう挑むのか?

スタンドオフにサム・グリーンではなく、片桐を先発で起用。キックミスのほかいくつかミスはあったものの、前半のトライは片桐がディフェンスラインの後ろにちょん蹴りしたボールをセンターの松本が押さえたものでした。

FWも頑張って、スクラムは織機が優位に立ってました。

とはいえ、ヤマハもトライを取って同点で前半を折り返します。

後半はヤマハスクラムも修正して、地力の差を見せた内容でした。

ヤマハとしては、前半でしっかり差をつけて、矢富を休ませたかったでしょうし、清原ももっと長く使いたかったんじゃないかと思いますが、矢富の代わりに先発した篭島は自身のトライチャンスにパスを選択してしまったりと、経験不足が露わになってしまった印象です。

他にも、ヤマハラインアウトが開幕からの2試合不安定(マイボールキープ率77.4%)なので心配です。

 

ヤマハの今週は序盤の大一番サントリー

昨シーズンはヤマハのホームでの全勝対決でサントリー勝利

ヤマハは完全に強みを消されて、ラグビーをさせてもらえなかった印象でした。

さて、今シーズンはどうなるでしょうか?

サントリーは前節と先発は変更なし。ヤマハは矢富が復帰。

ヤマハはウヴェとタヒトゥアが今季初めてメンバー入り。

リザーブ含めた総力戦になりそうなんで、交代のタイミングなど、ベンチワークも鍵になりそうです。

トップリーグオフィシャルサイト"薫田強化委員長に聞く今シーズンの見どころ②"を読んで

やっぱり、もやもやが晴れない・・・

このインタビュー①、②を読んで、この人には、日本代表チーム15人制強化委員長という当事者意識はないんだなと思うと、このもやもやも多少腑に落ちます。

 

アイルランド戦でのトンプソン・ルークを例に出してますが、僕は、アイルランド代表との試合にスコッドに入っていなかったトンプソン・ルークを急遽招集したのは、けが人が多かった事情を考えても強化的には後退だったと思ってます。 

トンプソン・ルークが素晴らしい選手であることは言わずもがなですが、2019年W杯に向けて日本代表が目指すチームにトンプソン・ルークが必要だったのであれば、年齢なんて関係なくスコッドに入れておかなければいけないと思いますし、そうでなければ、バックアップになりえる若手にチャンスを与えるべきだと思ってました。W杯の本番で同じような状況になったなら、トンプソン・ルークを招集することには理解ができますが、先を見据えた強化試合でのあの招集には行き当たりばったり感しかなかったです。

代表スタッフに明確なチーム像がなかったのかなと思ってました。

 

後半に触れている、スーパーラグビーに参入して以降、課題となっている主力選手の試合数増によるコンディション問題に関しても、「年間を通してのウェルフェアを選手自身でも考える必要がある時代になっている。必要に応じて個々のプログラムを組んでもらう。」と発言してます。

ですが、昨年秋の代表選考で、選手自身が自分のコンディションを考えて辞退をしたときに、"来ないというなら2度と呼ばないし、基本的に今後もない。"と発言したとの報道(下のリンクがその時の記事です)がありました。

辻褄があいませんし、今回の発言と真逆すぎて、同じ人の発言とは思えない・・・

やっぱり、もやもやが止まりません・・・

 

 

The Rugby Championship ワラビーズVSオールブラックスの感想

こちらも先週末に開幕した南半球4か国でのリーグ戦。

ワラビーズVSオールブラックスで幕開けです。

今シーズンのスーパーラグビーでのオーストラリア勢とニュージーランド勢の試合はニュージーランド勢の26勝0敗。

オーストラリアのチームは一度も勝てませんでした。

ということもあって、戦前は圧倒的にオールブラックス有利の報道でした。

実際、前半は40-6でオールブラックスリード。

ワラビースはほぼノーチャンスで、最終的にどこまでオールブラックスにトライを重ねられるのかというくらい圧倒されました。

フェイズを重ねてトライラインに近づいてもオールブラックスのディフェンスの面はなかなか崩れず、ペナルティ2本での6点が精一杯な感じです。

 

後半もオールブラックスが2トライを重ね、点差は54-6まで広がります。

この後ワラビーズが意地を見せたのか、オールブラックスが緩んだのか分かりませんが、ワラビーズが4トライを重ねて、20点差まで盛り返したものの、ワラビーズは不安だらけな感じです。

オールブラックスのタックル成功率87.5%に対して、ワラビーズ76.5%

特にBK陣のタックルミスの数が違いすぎます。

FWだけでなく、BKも含め、チーム全体が背走しながらのディフェンスを強いられる場面が多かったという事でしょう。

ディフェンスでのターンオーバーはオールブラックスの8に対して、ワラビーズ4

その他の数字では勝敗に決定的な違いを生むほどの差はないように思いましたので、上記2つの数字が勝敗を分けたように思います。

見逃した方はYoutubeに上がってるのでぜひ

youtu.be

 

次節はNZに移っての再戦。

スーパーラグビーでのオーストラリア勢の惨敗や、チーム削減でのゴタゴタなど、オーストラリアラグビーには今年は良いニュースが少ないですので、ここで意地を見せてもらいたいものです。  

トップリーグ開幕戦トヨタ自動車ヴェルブリッツVSヤマハ発動機ジュビロを観に行ってみて

 

先週金曜日開幕したラグビートップリーグ開幕戦を観に行ってきました。

豊田スタジアムで行われたトヨタ自動車ヴェルブリッツVSヤマハ発動機ジュビロ

 

トヨタ自動車のお膝元での開催とあって、客席はトヨタの社色の赤一色。

画像は試合開始までまだ時間があったので空席が目立ちますが、この後バックスタンド1Fはほぼ埋まって、多分開放の予定がなかったと思われる2Fも開放されてました。

トラックもなく見やすいスタジアムです。

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昨シーズンのトヨタは7勝8敗で8位と不本意なシーズン。

新HCに世界的な名将ジェイク・ホワイトを迎え、キャプテンに新人の姫野を据えて心機一転のシーズン。ジュアン・スミスやジオ・アプロンなど、スプリングボクス経験も豊富なベテランも補強してます。

 

対するヤマハは、昨シーズンはサントリーとの直接対決の負けて2位。奪ったトライと得点は1位でした。

FW1列全員が日本代表に入り、昨年は三村、仲谷、今年は大戸も代表に呼ばれるなど、メンバーは大きく変わってませんがより充実してる印象ですし、矢富、大田尾のゲームコントロールはリーグ屈指です。

が、今シーズンの目玉は何といっても五郎丸の復帰でしょう。

 

ゲームは残念ながら大雨の中キックオフ。

あのコンディションの中で両チーム我慢できてたと思いますが、どちらも攻め手に欠いた前半でした。

後半も一進一退の攻防でしたが、攻守に於いてヤマハが一枚上手だったように思います。

中でも、この試合は矢富のランと長いパスが起点になっていて、トヨディフェンスの的を絞らせなかったのが効果的だった感じです。

ただ、マイボールラインアウトを失いすぎたので、早急に改善しないといけません。

肝心の五郎丸ですが、長いキックで効果的にエリアを獲得してましたが、ハイボールの処理がちょっと不安定だったかな。

BK間でいくつか嚙み合わないプレーもありましたが、これは時間とともに解消されるでしょう。

 

トヨタもFWはよく前に出てましたし、ルーアン・スミスがいた時間はスクラムも対抗してました。

ジュアン・スミス、ジェイソン・ジェンキンスといった実力者や、この日好プレーを見せた姫野など、どこが相手でもFWはいい勝負ができそうです。

9,10のところでの戦術的なキックや、10,12がもっと前にでてプレーできればトライまでいけるんじゃないかと・・・

 

この日観客は27,871名‼ 

こないだの代表戦より入ってるんじゃないでしょうか!?

トヨタの動員の努力や、五郎丸の復帰初戦という事もあった数字だと思いますが、せっかくこんなに多くの人に観てもらったのに、次にトヨタが愛知で試合するのは第9節。10月21日の豊田自動織機がホーム扱いの試合までありません。トヨタのホーム開催に至っては12月9日の第11節・・・

鉄は熱いうちに打てではないですが、もっと近いタイミングで組めなかったんでしょうか?

 

こないだも書きましたが、開催スケジュールに偏りがあるように思えてなりません。

いっそのこと、チーム数減らしてホーム&アウェイ開催にすればと思わずにいられません。