スポーツ(ほぼラグビー)雑記

好きなスポーツ(特にラグビー)について思う事

オールブラックススコッド発表‼

www.allblacks.com

ブリティッシュアイリッシュライオンズと対戦するオールブラックススコッドが昨日発表になりました。

 

 

かなりの選手層を誇る国ですので、これまでの常連組、今シーズンのスーパーラグビーで好調な選手などなど候補選手もたくさんいます。

どんな選考をしたとしても、

"なぜこの選手が選ばれないんだ"

と思える選手が漏れてしまいますので、セレクターはほんと大変だなと思ってしまいます。

 

一番びっくりしたのは、クルーデンが選ばれた事でした。

同じく選ばれたカーバローもそうですが、クルーデンは今シーズン終了後フランスのモンペリエへの移籍が決定して、てっきりブラックジャージに別れを告げたと思っていただけに、またオールブラックスでの姿が見れるのは楽しみでなりませんが、バレット、ソポアンガに続く3番手を見いだせなかったということなんでしょうか・・・

 

そして、バレット3兄弟が同時選出。

ボーデン、スコットの2人は既にキャップホルダーですが、今シーズンハリケーンズで出場を重ねたジョーディーも今回初選出。

3人同時出場なるか楽しみです。

ジョーディーが選ばれたことで、期待のマッケンジーが外れてしまいました。

昨シーズンから今シーズン高いレベルで安定したプレーを続けてましたので、今回は選ばれて、キャップも得るだろうと思ってたので残念でなりません。

同時に発表になったマオリ代表で大暴れしてもらって、オールブラックスへの待望論をまき起こしてもらいたいなと思います。

 

試合は6月24日から3週間にわたって3試合行われますが、選ばれたメンバーから先発がどんな顔ぶれになるか妄想を重ねつつ、それまでは日本代表の試合を楽しみたいと思います。

スーパーラグビー第15節

今節、来節は変則日程で行われます。

アフリカ1,2カンファレンスは来月から15節で再開になります。

先週末はオーストラリア、ニュージーランドカンファレンスの試合が行われました。

 

ハリケーンズはしっかりBPを取っての勝利。次節のチーフス戦もBPを取って勝って、最終戦クルセイダーズとの直接対決もBP取って勝てば最後に首位が入れ替わります。

現在14連勝で首位のクルセイダーズハイランダーズとの試合。ハイランダーズが勝ってもいい内容でしたが、最後は交代出場のハントがけっこうな距離のDGを決めて劇的勝利

このハントはまだ22歳‼ 日本だと大学4年生の学年です。スーパーラグビーでは他にも20歳そこそこの選手が活躍してますし、サンウルブズでも山沢や松田あたりが試合に絡んでこないといけないですね。

 

チーフスはワラターズとの対戦。

ラインナップだけ見ると、ワラターズがプレーオフ争いからも脱落してるのが不思議です。

この試合もチーフスが試合をコントロールしてました。

FW、BK関係なくボールをキープ。相手がボールサイドに集まると素早く外に展開して決定力あるBKがトライ。

ただでさえ、あのBK陣にスペースを与えると止めるのは難しいのに、止めたと思ったらオフロードで継続されると止められないですね。

惜しむらくは、このチームにありがちな、緩む時間がこの試合でも出て、BPを取れなかったこと。

とはいえ、僕の好きなチーフスらしいアタックで面白い試合でした。

 

サンウルブズが善戦したのが信じられないというか、チーフスとあんな内容の濃いゲームができたのに、遠征後違うチームみたくなってしまったのが残念でなりません。

 

次節も変則日程で、ハリケーンズVSチーフスのみ今週末行われます。

ハリケーンズがBP取って勝つと、最終戦クルセイダーズとの直接対決が大一番となり、勝てなければクルセイダーズのカンファレンス首位が決定しますし、チーフスが勝つと、順位争いが激しくなります。プレイオフで長距離移動は避けたいでしょうし、どの山に入るかも優勝を狙う上では重要になってくる中、面白い試合が続きそうです。

 

心配なのは、前節から2試合続けてリーチがリザーブにも入ってなかった事ではないでしょうか?

日本代表に合流して普通に練習してる報道が出てたので、怪我ではなかったのかなと思いますが、どうしたんでしょう・・・

 

J sportの中継で解説のおじさんが、

"リーチは来季契約しない事を表明したんで、海外では来季契約しないと使われない"

みたいな事言ってましたが、何の裏付けもない、いい加減なことを言わないでほしい。

同じチーフスでは、リーチよりも前に今シーズン後に移籍が決まった主力選手が3人います。クルーデン、カーバロー、ローの3人ですが、この3人は移籍決定のリリースが出た後も怪我や、休養以外では出てますし、このワラターズ戦も3人揃って先発出場です。

なんなら、HCのレニーも今シーズンでチームを離れることが決定してます。

試合の解説もできない、根拠のない事を事実の様に話す解説はいらない・・・

ラグビー日本代表

29日に6月のテストマッチに臨む日本代表が発表になりました。

www.rugby-japan.jp

昨秋のテストマッチ時のメンバーから半分近くが入れ替わってます。

サンウルブズからは多くのメンバーが選出されてますが、サンウルブズも昨年のメンバーから今年は結構替わってますので、そういった意味では昨年1年は強化のチャンスを逃したのかなとも思います。

 

で、今回のメンバーですが、大きいのはリーチの復帰でしょう。

スーパーラグビー組では、今年は先発出場は減ってますが、昨シーズンはレギュラーとして活躍したツイも復帰し、レベルズのFWを牽引しているマフィも選出されています。そんな中でもニュージーランドの強豪チーフスのバックローで活躍するリーチにはチームを引っ張る存在としても期待です。

 

コーチ陣も、ハイランダーズHCのブラウンが帯同しますし、長谷川(スクラム)、田邊(スキル)両氏がサンウルブズ同様帯同します。

ハイランダーズで、ジョセフ、ブラウンが構築し、昨秋のテストマッチ時に日本代表もそうしたように、今回もキックを多用して、敢えてアンストラクチャーを作って、そこからのリアクションでトライまで結び付けようとすると思います。

そうなると、9,10での選択(キックするのかどうか、どこに落とすのか等)が重要になるでしょうし、サンウルブズでは弱点とも思えるキックチェイスがどこまで整備されるのか、セットプレイでは、スクラムはある程度計算できそうなので、ラインアウトの精度をいかにあげられるのかがアタック面ではポイントでしょう。

ディフェンスはサンウルブズ同様、タックルミスをいかに減らせられるのか?

ルーマニア、主力のいないアイルランド相手にタックルミスを連発するようではW杯でのベスト8は夢でしかありえません。

 

そして、もう一つ注目はアジアラグビーチャンピオンシップの日本代表から残った選手はどの程度インターナショナルレベルで戦力として計算できるか?

あのレベルのチームにミスを連発してたくらいなので、レベルが数段上がるチーム相手にどこまで出来るのか、彼らにとっては最初で最後のテストになるかもしれません。

 

試合に勝つのもそうですが、選手個々人にとっては、W杯に向けての生き残りを懸けた最初の関門になると思います。

ここでダメなら秋のテストマッチには呼ばれないと思いますので、そういった意味でも楽しみな3試合が始まります。

スーパーラグビー第14節サンウルブズVSチーターズ

この試合をファンはどう受け止めればいいのか・・・

7-47

観に行くことができなくて残念だなと思いつつ、家帰って録画見て切なくなりました・・・

高い入場料(いちばん高い席で前売り¥13,000。観に行ったクライストチャーチでのクルセイダースVSサンウルブズの一番高い席50nzd。日本円で¥5000弱)を取れる価値のある試合だったのかどうか・・・

これまでの試合でいくつかショックを受けた試合はありましたが、この試合で受けたショックはけっこう深刻です。

プロであり、有料の興行でもある以上、勝ち負けは当然なんですが、チーム力や、組織の成熟具合などを考えれば、ある程度負けが込んでしまうのは織り込み済みでもあります。

ただ、1ラグビーファンとして、同じ負けでも受け入れられるものと受け入れられないものがあります。

この試合は後者でした。

同じく低迷中の相手、まして、遠征最後で南半球から北半球にやってきた相手に前半から攻められっぱなし・・・

秩父宮開催で、当然注目度もアップする試合に開始から後手に回ってしまう姿は正直見たくなかった・・・

 

ここから1か月空いて、その間は代表の試合が組まれてます。

2019年W杯でベスト8を狙うというのが本気なのであれば、ルーマニア戦は圧勝しなければいけません。

同組に入ったアイルランドもNZに遠征するブリティッシュ&アイリッシュライオンズに主力11名が参加してますので、どのポジションもほぼセカンドチョイスのメンバーになります。

当然、善戦だったというレベルで終わってはいけない2試合です。

どんなに泥臭くても勝たなければいけない2試合なのです。

第14節サンウルブズVSチーターズ展望

第3節以来の対戦です。

残念ですが、同カンファレンスの最下位争い。

サンウルブズがBPを取って、相手にBPを与えずに勝つか、相手にBPを与えずに15点差を付けて勝てば順位が入れ替わります。

前回の試合はチーターズのホームで38-31。

トライ数は同じ4つでしたが7点差の敗戦。

サンウルブズは遠征の初戦で、チーターズは開幕からホームでの試合が続いてました。

 

今回は秩父宮での試合で、サンウルブズシンガポールからの戻りなのに対して、チーターズはニュージーランドでの2試合を終えての遠征3試合目。

シーズンも終盤ということもあり、開幕3試合目からは両チームともにメンバーはかなり代わってます。

前回も今回も先発出場するのはサンウルブズ4人、チーターズ6人。

という事で、前回のスタッツ等はあまり関係ないように思います。

 

サンウルブズは、相手がどうのこうのというよりも、自分たちの意図した試合ができるかどうかが勝負の分かれ目になると思います。

 

アタック面では早く大きく展開してバックスリーを自在に走らしたいでしょうし、キックを有効に使いたいところ(前の試合で不安要素となったキックチェイスは改善されてると願いつつ)です。

セットプレイに関しては、今季スクラムは安定してますが、ラインアウトは昨シーズン同様不安定なままです。

ラインアウトを安定してキープできるかどうかは、キックの使い方にも影響すると思うので、この精度は上げないといけません。

 

ディフェンス面だと、この試合に限らずラック周辺でいかに止められるか、ファーストタックルで仕留めきれるかだと思います。

特にオフロード数がチーターズは1位なので、これまで精度の低いタックルは重要だと思います。

 

サンウルブズは残り試合カンファレンス1位のライオンズ(アウェー)、ストーマーズ(アウェー)、最終戦はNZのブルーズ(ホーム)と続きます。

勝てる可能性はかなり低いでしょう。

今週のチーターズ戦でしっかり勝利して、この節だけになるかもしれないですが順位を上げたい、そして、たかだか1つだけですが、昨シーズンよりも勝利数を積み上げたいところです。

 

ラグビー男子セブンズ、コアチームから降格・・・

リオオリンピックでベスト4に入ったのが昨年。

まぁ、この結果には驚き以外なかったのですが、今シーズンのコアチーム入りも決まってましたし、東京オリンピックも控えていたりもするので、協会も力を入れるのであろうかと思ってました。

実際ニュージーランドから監督を招聘し、協会が直接契約し、7人制専門の選手を作っていくような記事も出てましたので、どんなメンバー選考になるのか楽しみにしてたのが昨年冬。同時期に合宿参加メンバーが発表になりましたが、知らない選手ばかりどころか、トップリーグ勢からの選出は数名で、あとは下部リーグや、大学中心。大学も言っちゃ悪いがラグビーで名のある大学からの選出はなし。

セブンズを頻繁に見てた訳ではないので、15人制では無名でもセブンズでは実力のある選手なんだろうと思ってました。

あれからほぼ半年。

ワールドシリーズを10戦戦って、グループリーグは1勝29敗。

下位トーナメントでも7勝17敗。

次の東京オリンピックに向けて、リオオリンピックから監督も選手も代えて、今は経験を積んでいる段階かもしれません。

ただ、今季の目標はどんな戦い方をするにせよ、

"コアチーム残留"

この1点だけだった筈です。

ここまで一気に、経験のないメンバーに代えるべきだったのかどうか?

協会がトップリーグのチームとの交渉を上手く運べずに、結果こういった選考をせざるを得なかったとも思えてしまいます。

コアチームから降格してしまっては何の意味もありません。

来季に関してはワールドシリーズは1つ、2つ招待枠で出れるとは思いますが、継続した強化は無理でしょう。

 

まず大きなターゲットは東京オリンピックになると思いますので、1年でコアチーム復帰するために何をしないといけないのか?

セブンズだけじゃなく、その場凌ぎを繰り返してるとしか思えない協会に長期的なビジョンを持った人物はいつ現われるんでしょう・・・

 

 

スーパーラグビー第13節サンウルブズVSシャークス

もう終盤戦になりました。

今節は13節。

シンガポールでのシャークス戦です。

シャークスはここまで7勝1分3敗のアフリカ2カンファレンス2位。

プレーオフを争うジャガーズとの差が9ポイントで、両チーム残り4試合。

シャークスがストーマーズ、ライオンズとの試合を残すのに比べ、ジャガーズはキングスと不調のオーストラリア勢なので、この試合はきっちりBP取って勝ちたいところでしょう。

 

で、試合ですが・・・

南アフリカのチームとの試合はいつも似た感じになってしまいます。

ゴリゴリにフォワードの力勝負を挑まれて、密集周辺で相手を止められず簡単にゲインラインを切られてしまいます。

モールに至っては相手のやりたい放題です・・・

人数はいるのにファーストタックラーがなかなか止められないので、フェーズを重ねられるとボール周辺に人が集まらざるを得ない感じです。

ミスも多かったですし、何だかな~って感じで見てました。

キックチェイスも全くと言っていいほど相手へのプレッシャーになってないので、相手にチャンスを与えてしまってます。

アンストラクチャーの局面を作ってリアクションで勝負したい筈なのに、自分たちが作ったアンストラクチャーの局面で自分たちが混乱してしまうのなら、戦術としてどうなのかと・・・

内容は良くなかったですが、相手のミスもあって終盤までは点差はあんまり離れずに点数上はサンウルブズにもチャンスがある状態で試合は進んでましたが、終盤以降でトライを重ねられ、終わってみればシャークスはBP獲得。

サンウルブズはバックスリーがボールを持てば前に出れてただけに、ボールを早く動かしてワイドに展開したかったですが、フォワードのところで仕事量、運動量ともに劣勢だったので、ボールが出ても相手の方が人数が多い状況になってしまってました。

 

NZ、アルゼンチン遠征は勝てなかったけど、遠征中は週を追うごとにチーム力が上がってるのが見て取れたのですが、メンバーもかなり変わってしまっていて、これじゃ、また遠征前のチームに戻ってる印象。

怪我とかあったんだと思いますが、あの流れのメンバーでシャークス戦を見たかったなというのが正直なところです。

 

来節は秩父宮に戻ってきます。相手は今シーズンまだ2勝で、4連敗中のチーターズ。

相手にBP与えずに勝てば順位も入れ替わる試合です。

ここでしっかり勝利して日本代表にいい流れを作ってほしいですね。